荒川サイクリングロードを一歩外れて歴史探訪。桶川には何があるの??

桶川には何があるの??

桶川には何があるの??

大磯クリテから一夜。体調が思わしくなかったためヤビツ峠行きはキャンセル( ノД`)シクシク… 薬が効いてきたところで、のんびりポタリングすることにいたしましたぞ。向かった先は桶川! 桶川には一体何があるんだべさ?

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急激なアレルギー反応でダウン

さてさて、今年も花粉は猛威を振るっております(;´Д`) 1月、2月は大したことなかったんですが、ここに来てヤバイ・・・。

呼吸できないでやんのwww

念のためアレジオンを携帯

念のためアレジオンを携帯

花粉と言えば、猛烈な目のかゆみと鼻水・・・だけではありません(;´Д`) 僕の場合、酷くなると呼吸がゼーハーになって息が苦しくなるほど。首や胸まわりも赤くなって痒くなって煩わしいことこの上ない。もちろん、その間も鼻水ダダ漏れで、下を向けば大粒の涙ならぬ鼻水が・・・。

という訳で、アレジオン飲んで回復を待っていたのであります。これ効きますなw 相変わらず鼻水は出るし、ボーっとしますが、ゼーハーはかなり収まりましたです。

荒川サイクリングロードに春が来た!

一時が万事、こんな感じですから、その日皆さんが出かけていたヤビツ峠は断念無念(´;ω;`)ウゥゥ 体調が落ち着いたところで、のんびりポタリングすることにしましたぞ。

荒川サイクリングロードで春を見つけた!

荒サイに春が来た

荒サイに春が来た


キャニオンを背景に一面の菜の花をパシャリ

キャニオンを背景に一面の菜の花をパシャリ

向かった先は荒川サイクリングロード。猛烈な向かい風ですが、この日はポタリング。のんびり漕げばいいのです(*´ω`*) しばし進むと土手一面に菜の花が! いや~、春、春が遂に来ましたなぁ(*´ω`*)

荒川サイクリングロードのランチは川岸屋

荒川サイクリングロードで一番困るのって、ランチなどの休憩場所でございます。この日は手堅く川岸屋さんに入りましたぞ。

川岸屋は17号線と荒川の合流点から30km

ランチは川岸屋

ランチは川岸屋


川岸屋の肉汁うどん

川岸屋の肉汁うどん

川岸屋さんは17号線から荒川サイクリングロードに入って進むこと、約30kmの場所にある手打ちうどん屋さん。川越と上尾のちょうど中間にあるお店です。荒川沿いにある数少ない補給場所ですので、ランチのためにわざわざサイクリングロードを離れたくない場合は非常に便利でございますよ(*´ω`*)

榎本牧場は川岸屋からほんの数km

榎本牧場ではロバがお出迎え

榎本牧場ではロバがお出迎え


ロバが目の間に寄ってきてくれた!

ロバが目の間に寄ってきてくれた!

川岸屋からほんの数km進むと、ジェラートなどで有名な榎本牧場があります。今回、僕たちは食べませんでしたが、連休最後のこの日は家族連れで大賑わい。ロバの写真を撮ろうと思ったら、わざわざ向こうから寄ってきてくれましたよ(*´ω`*) GRを入れてるジップロックの袋が動物の関心を引くんでしょうかね??

桶川は歴史街道だった

榎本牧場から荒川サイクリングロードを外れると、そこはもう桶川市。はてさて、ここには一体何があるんだべ?

桶川はいたって普通の街並みだが!?

何の変哲もない桶川の駅

何の変哲もない桶川の駅


特に目立ったところがない街並みだが・・・

特に目立ったところがない街並みだが・・・

桶川の駅に到着しました。正直、取り立てて目立ったところがないような・・・(-_-;) 街並みを見ても、はてさて、何と申しましょうか、ごくごく普通の郊外の街という感じ・・・。はて、何でまた、僕らはこんなところに!?

中山道の宿場町だった桶川

桶川は中山道の宿場町だった!

桶川は中山道の宿場町だった!

桶川の歴史をひも解くと、発展したのは江戸時代から。中山道の宿場町だったらしい。江戸の日本橋を出発して、ちょうど1日歩いたところでたどり着いたのが桶川辺りだったそうです。その距離40km! これを徒歩で行くとか、昔の人、健脚ですのぅ(;´Д`)

中山道の出発点は江戸の日本橋で、桶川宿は江戸から6番目の宿場となりました。江戸からの距離は約40kmです。宿場町となった桶川は、たくさんの人が行き来して、人口も増え、しだいに発展していきます。多いときは、桶川宿の町の中には36軒もの宿屋があり、多く旅人でにぎわいました。

出典:桶川市の歴史と民俗 | 桶川市キッズページ

桶川と言えばベニバナ

矢部家住宅も、もとはベニバナで成功した家

矢部家住宅も、もとはベニバナで成功した家

んで、この桶川、何が名産って「ベニバナ」だそうです。今はスッカリ廃れてしまった染料で、もともとは中国から伝わり山形で生産されていたのが、江戸時代後期に桶川でも栽培されるようになったそうな。染料は貴重で、山形のベニバナより早く収穫されることから、桶川の商売は大繁盛。中山道の宿場町としての地の利も相まって豪商(豪農?)がたくさん誕生したそうな。

地元の人から桶川の歴史を学ぶ

明治時代のレンガ倉庫もある

明治時代のレンガ倉庫もある

ちょうど、僕たちが桶川で写真をパチパチ撮っていたところ、地元のボランティアの方に声をかけられました。ベニバナを含む桶川の歴史は、その方からいろいろ聞きまして、それを取りまとめているのであります(*´ω`*) んで、その方曰く、ベニバナで富を成した桶川人で「須田家」というのがあるそうです。んで、神田須田町は、その須田家に由来するとか。

インターネットの海を漁って調べてみたのですが、詳しい情報が見つかりませんでした(;´Д`) はてさて、真実やいかに!? 街の交流の歴史を追うのは楽しいですな(*´ω`*)

和宮が宿泊したことでも有名

武村旅館は脇本陣の役目を果たしたとか

武村旅館は脇本陣の役目を果たしたとか

ちなみにこの桶川。ベニバナ以外で(ベニバナよりも!?)有名なのは、和宮が江戸に嫁ぐ際に宿泊したこと。幕末の重要人物である和宮がここを通ったとは、なかなか感慨深いものがあります。もうひとつちなみに、和宮のような人でも1日の移動距離は徒歩(御輿)で20kmを超えていたそうで、京都から江戸まで3週間弱でたどり着いたそうな・・・。健脚過ぎwww

カフェスポットを桶川で見つけた!

宿場町としては小さな桶川ですが、なかなか濃密・濃厚ですな(; ・`д・´) そんな桶川に素敵な休憩スポットがありました。

旅籠を活用したカフェBradbury

昔の旅籠を改装したカフェBradbury

昔の旅籠を改装したカフェBradbury

そのカフェとは、旅籠を活用したBradbury。小林家住宅はもともと旅籠でその後材木店になり、現代に至る模様。ギャラリー併設なので、一瞬カフェかどうか分からないかも(;^_^A

Bradburyで美味しいコーヒーとクッキーをいただく♪

Bradbury店内は素敵な食器がズラリ!

Bradbury店内は素敵な食器がズラリ!


店内も居心地の良いカフェスタイル

店内も居心地の良いカフェスタイル


淹れ立てのコーヒーと手作りクッキーが絶品!

淹れ立てのコーヒーと手作りクッキーが絶品!

んだば、Bradburyに潜入でござる。川岸屋さんから何も食べてなくてお腹空いた(;´Д`) 店内は素敵な食器がズラリと並び、ジャズ音楽が心地よい、正真正銘のカフェ。この日はあいにくケーキがなく、代わりにコーンフレークをまぶしたレーズンクッキーをいただきました。淹れ立てのコーヒーと相まって、むむむ、コーヒーもクッキーも美味しいですな! 1袋を2人でシェアしたのでは足りんかったわいwww

桶川は荒川サイクリングロードからほんの数kmで着きますし、ルートを外れても比較的簡単に戻れるのがグッド。ちょっと足休め(?)に立ち寄ってみるのも面白いかもしれませんね^^ 実は「ベニバナまんじゅう」っていうのがあってね、お店が閉まっていて食べられなかったのが残念な限り( ノД`)シクシク… 思いがけないところで、思いがけない歴史を学べるのは楽しいでございますな(*´ω`*)

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ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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