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自転車界はこれからどう変わる!?「自転車活用推進法」の施行とCyclistのヤビツ記事に思う

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「自転車活用推進法」に思う

「自転車活用推進法」に思う

5月に入って、実は今後の自転車界に大きな影響を与えるであろう出来事がありました。2016年12月16日に議員立法で成立した「自転車活用推進法」が5月1日に施行されたんだな。「なんじゃその法律は!?」とお思いの向きもあるでしょう。という訳で、「自転車活用推進法って何ぞや?」というお話(とヤビツ峠の記事について少々)です!

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自転車活用推進法って何だ?

そもそも、自転車活用推進法って何じゃねん?というところからスタート! みんなでチャリ通しようぜ!とかそういう話??

自転車活用推進法の目的

「自転車活用推進法」はもともと自民党の谷垣さんが中心になって成立をめざしていた法律。どんな法律なのかと、申しますと・・・基本的にその名が示すとおり、「生活のさまざまなシーンで自転車を活用しよう!」を理念にしたもののようです。

法案は自転車の特長としてエコや静粛性、機動性などを挙げ、自動車への過度な依存を低減し、交通体系における自転車の役割を拡大することが基本理念。

出典:「自転車活用推進法案」衆院委員会で可決、今臨時国会で成立へ 来春施行


自転車活用推進法で何がどうなる?

「自転車の役割拡大をめざす」と掲げたところで、はてさて、これで何が変わるのかね??

この法律で変わること

自転車活用推進法は「自転車の活用はこうあるべき!」という基本理念をまず掲げ、「その理念にもとづいて、こんなことやあんなことをやってこうze!」と呼びかけている法律で、いわゆる「ナンチャラ基本法」の自転車版です。ちなみに交通行政全般をカバーする基本法(交通行政の理念と方針を定める法律)として「交通政策基本法」というのがありまして、法体系として「自転車活用推進法」はその中に位置づけられると言って良いですかな(どうかな?? 法律、詳しくないので間違ってたらすみません(-_-;)

んで、この自転車活用推進法で何が変わるかというと!! 以下の14項目を進めてこう!となるそうです。

①自転車専用道路・自転車専用通行帯等の整備
②路外駐車場の整備、時間制限駐車区間の指定見直し
③シェアサイクル施設の整備
④自転車競技施設の整備
⑤高い安全性を備えた良質な自転車の供給体制の整備
⑥自転車安全に寄与する人材の育成及び資質の向上
⑦情報通信技術等の活用による自転車の管理の適正化
⑧交通安全に係る教育及び啓発
⑨自転車活用による国民の健康の保持増進
⑩学校教育等における自転車活用による青少年の体力の向上
⑪自転車と公共交通機関との連携の促進
⑫災害時の自転車の有効活用体制の整備
⑬自転車を活用した国際交流の促進
⑭観光旅客の来訪の促進その他の地域活性化の支援

出典:自転車活用推進法案の概要(PDF)


自転車活用による観光と地域活性化/まちづくりの可能性

14個の基本方針を眺めておりますと、実は今まで出会った光景や取り組みがその中に含まれているモノだなぁと感じます。

イベント参加は簡単にできる地域活性化

富士ゾンコランは地域活性化と国際交流の自転車イベントだった

富士ゾンコランは地域活性化と国際交流の自転車イベントだった

例えば、これまで参加・観戦してきた下北半島ロングライドや佐久ヒルクライム、富士-ゾンコランなどの参加型イベント。一過性になりがちという(主催者にとっての)デメリットはあるかもしれませんが、こうしたイベントがないと僕たちその地方に訪れる機会がないのも事実。

んで、一度行ったら馴染みが湧くもので、また戻りたいと思ったり、もっと知りたいと思ったり。というのはあります、ハイ(*´ω`*) 最近は「下北半島で食べたホヤが美味しかったからまた行きたい!」というプレッシャーがすごいです、ハイ(;´Д`)


自転車が賑わうことのデメリット

自転車活用推進法に示された中で僕らが一番体験してきたことが観光関連でありますが、はてさて盛り上がるのはいいけれど、それで軋轢が生じることもあるようで・・・(;´Д`)

ヤビツ峠という一例

その一例が昨日の『Cyclist』に掲載された「クライマーの聖地、ヤビツ峠が走れなくなる? 規制される前にもう一度マナーの確認を」という記事。大型連休のしかも一番アクセスが多いであろう時間帯にブッ込んできたな、という感じで、それだけ注意喚起が必要と判断したのでしょう。

記事では下りの速度やタイムアタック、道路利用者への思いやりの欠如等々が指摘されています。そうした問題の根底には「マナーの悪さ」あり、これが続くと規制を招くという論調で、マナー向上による譲り合い精神の醸成が広がってほしいと締めくくっています。

クライマーの聖地、ヤビツ峠が走れなくなる? 規制される前にもう一度マナーの確認を

マナーは根本的な解決策になり得るか?

マナー喚起の幟は理由なく立てられた訳じゃない

マナー喚起の幟は理由なく立てられた訳じゃない

僕もヤビツによく行くので今回の記事はハッと気付かされることが多く、マナーの向上と譲り合い精神を改めて大切にしようと思ったであります。ただ、ただ、それと同時に、環境を整備しようという際、マナーは弱いかなぁとも思ったり・・・(;´Д`) マナーって不文律ですからその実行の仕方や受け止め方が個々人によって変わりますからねぇ。。。

なので、その点をズバリ指摘した栗村さんの意見は見過ごせません。ルールとかでガチガチにしないで、譲り合いの気持ちで根本的に解決できるのが、それはもうベストなのでありますが・・・(´・ω・`)

「国や自治体にして欲しいこと」として「強制」という一言を記した栗村さんは、「日本人はルールを守る国民だが、ルールで決まってないモラルは欧米に比べてまだまだ低く、モラルのみに頼って自転車環境を改善しようというのは日本人にはあまり向いていない」との考えを提示した。「法に基づいた強制力をもつことは、日本人に合った形で自転車文化、ルールを周知する大きなきっかけになると思っている」とし、施策の1つとして自転車の走行ルールも視野に入れた取り組みの必要性を指摘した。

出典:生まれたての「自転車活用推進法」 これからの“成長”に大切なのは市民の声


取りあえずワイ個人としてできるのは「ルールを守り、マナーを大切に、訪れる地域にはリスペクトを忘れずに!」かなぁ(;´Д`) あ、あとは「(グルメや景色を)楽しむ」というのもありました(^ω^) 大型連休もいよいよ後半。どうぞご安全に、行く先々の絶景と歴史、文化を楽しんでまいりましょー(*´ω`*)


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