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ロードバイクは頭脳スポーツ!? 『エスケープ』でサイクルロードレースの駆け引きを学ぶ

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エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース

『エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース』を読んでみた!

うぅむ、酔っぱらった勢いでNewフレームのハードルを上げ過ぎた・・・絶賛後悔中でござる -_-;)。S-Worksがますます遠のいてしまった訳ですが、まぁしょうがない。できる限り、勢いに任せてがんばろう。という訳で、昨日に引き続き、本日もロードバイクの書籍紹介! 逃げも逃げたり200km! 『エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース』を読んでみたぜぃ!

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2014年の全日本自転車競技選手権大会ロードレースがテーマ

エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース』、すでに読んだ人も多いかもしれませんね。2014年、岩手県で行われた全日本自転車競技選手権大会ロードレースを題材にしたルポルタージュです。

著者は佐藤喬さん

著者は佐藤喬さん。昨日読書感想文を書いた『土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング』の編集者(もちろんゴ・・・まぁ野暮はどうでもいいのだ^^)です。“趣味”で自転車に乗られていて、競技者ではないようですが、非常に丹念・丁寧な取材で、臨場感が伝わってまいりますですよ。

2014年は(も)すごいドラマがあったレースだった

実際、僕はサイクルロードレースを(そもそも)知るようになったのは2013年からですので、知識カラッキシなんですが、2014年の全日本選手権は熱かった! テレビの録画でダイジェストを見たとき、優勝者(佐野淳也選手)が号泣しているシーンにもらい泣きをしてしまったことを覚えております。

挫折からの復帰と200kmの逃げ

ざっくり2014年のレースをオサライすると、下馬評で圧倒的に有利だった別府史之選手や土井雪広選手を差し置いて(!?)、「逃げ」が決まってしまったのです。しかも、逃げも逃げたり200km! しかもしかも、佐野選手はその前年、どえらい不調で引退寸前(!?)だったらしい。サイクルロードレースってのは何が起こるか、まったく分からんぜよ!



全日本チャンピオン、那須ブラーゼンの佐野淳哉選手

全日本チャンピオン、那須ブラーゼンの佐野淳哉選手

ちなみに、ワタクシ、ゴール後とポディウムでの号泣シーンを見て以来、佐野選手おもしろいなぁと思っていたところ、静岡で超偶然に佐野選手とお会いしたのでありますそれ以来、猛烈に佐野選手押しのファンでございます、テヘヘ(^^)


『エスケープ』はロードレースの醍醐味が満載

さて、『エスケープ』の読みどころはレースの経過を追うところではありません。普段テレビを見ているだけでは想像もつかない「駆け引き」こそが『エスケープ』の醍醐味です!

ロードバイクは肉体と知力の限界を追求する詰将棋

誰にでも向き不向きがあり、体力にも限界があります。プロは自分の向き不向きをトコトン見極め、その上で体力も限界まで伸ばそうとしてくる訳で、自転車ロードレースはその限界のところで勝負をしている訳です。そうすると、一瞬の情報の遅れや読み誤りがどえらい差を生むことになってしまいます。まさに、「ゲーム理論」を自転車に乗って体力削りながら実践しているんですな。

ゲーム理論とは、あるルールのもとで各プレイヤーがとると考えられる最適な行動の組合せの解を求めることである。

出典:ゲーム理論

無数にある解から常に最適解を選ばなければいけない知力戦

もちろん、最適解なんて、選手の数や残りの体力、路面・天候等々によって、無限に変わります。それを逐一判断していかないといけないのだそうな。ロードバイクって、ただガチガチ漕いでいればいいのだとばかり思っていましたyo。ものすごい情報戦・心理戦な知的スポーツなんだねぇ・・・。

井上が山本をかわして前に出た。ああ、3位かよ、と山本は思う。もう何もできない。

出典:『エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース

という訳で、『エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース』を読むとサイクルロードレースをもう少し深く“読み解く”ことができるようになるかもしれません。ひょっとしたら、大磯クリテやその他草レースの走り方にも活きてくるかも!?




エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース

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