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ロードバイクの歴史でパンターニはどう評価されるのか? 「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」

2016/04/21

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「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」を観たよ!

「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」を観たよ!

毎月1日は映画の日! ということで、昨日は仕事を早々に切り上げて超久しぶりに映画館へ行ってきました。鑑賞したのはモチロン!! 「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」です!!

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マルコ・パンターニとは何者か?

Photo by YUZURU SUNADA

Photo Sample by YUZURU SUNADA

「ロードバイクに乗るけれど、レースのことは詳しくない」という人は少ないないかもしれません。かくいう僕もサイクルロードレースを観て、選手のことを知るようになったのも去年くらいから^^;)。マルコ・パンターニ?? 誰それ??状態でした。

イタリアの英雄、パンターニ

Tour de France- 13th stage St.Etienne to L'Alpe d'Huez

Marco Pantani during his victory at L'Alpe d'Huez in the 13thrstage of the Tour de France

マルコ・パンターニは90年代に大活躍したイタリア出身のサイクリスト。独特の風貌(スキンヘッドとピアス)で、サイクルフォトグラファーの砂田さんの写真が非常に有名なので、見覚えがある人も多いのでは??

93年、ジロではインデュラインを抑え総合2位。ツール・ド・フランスでも総合3位となり、最優秀若手選手賞(マイヨ・ブラン)に輝く・・・(中略)・・・98年、ジロではトンコフとの最終ステージまでの激闘を制し総合優勝。ツールではウルリッヒをガリビエ峠で退け逆転、総合優勝。史上7人目の「ダブル・ツール」を達成した。

出典:CAST 出演者

早過ぎる英雄の死

ジロとツールの2冠と言えば、今年コンタドールが挑戦しようとして話題になりましたね。それを最後に成し遂げたのがマルコ・パンターニでした。ところが、その後、パンターニは急逝してしまいます。そのニュースは、彼のスター性と死の様子と相まって、かなりの衝撃をもって世界中を駆け巡ったようです。

きょうは2月14日。世の中の恋人たちはバレンタインデーを祝っています。しかし、多くのイタリア人にとって、この日は純粋に喜べない日なのです。10年前にイタリア中部、リミニ市内のホテルの一室で、イタリアでもっとも愛され、イタリアでもっともバッシングを受けた自転車競技選手、マルコ・パンターニが命を絶った日だからです。34歳でした。

出典:マルコ・パンターニの急逝から10年 “イル・ピラータ”を愛してやまないイタリア人たち

バレンタイン・デイの夜、ひとりの男が自らの命を絶ちました。だれも、彼の支えになることはできませんでした。彼を愛するものは、彼のそばにいませんでした。彼が輝かしいキャリアの頂点にいたころに、とことん彼を利用した人々は、とっくに彼のまわりから姿をけしていました。彼は、洟をかんだティッシュ・ペーパーをゴミ箱に捨てるみたいに、ありったけ利用された揚げ句に、捨てられました。

出典:「さよなら、マルコ・パンターニ。」(ほぼ日刊イトイ新聞)

映画「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」は、そんなマルコ・パンターニの生涯を追ったものです。


「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」を観て

新宿シネマカリテ

新宿シネマカリテ

という訳で、観てきましたねぇ、「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」。ネタバレない程度(そもそもドキュメンタリーなのでネタバレも何もないでしょうが)に、感想をば。

劇場は新宿シネマカリテ

パンターニの実車!? ではなく、単なる展示車

パンターニの実車!? ではなく、単なる展示車

まず、劇場は新宿シネマカリテだけのようです。いわゆるミニシアターで、これから全国を回るのでしょうか?? 劇場入口にBianchiのTTバイクが展示されておりました。「マルコ・パンターニが乗った実車か!?」と思ったら、単なる(!)現行の展示車でした^^;)

サイクルロードレースは晴れるときが来るのか??

Photo by YUZURU SUNADA

Photo by YUZURU SUNADA

「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」は非常に丁寧に、パンターニをリスペクトする形で彼の生涯を追ったものでした。編集もこぎみよく、あっという間に上映時間の1時間半が過ぎてしまいます・・・が、重かった・・・。見終わったばかりのワタクシの感想は、ひと言「意気消沈」でありました。すでに不名誉なレッテルが貼られてまくってるサイクルロードレースの、まさに苛烈なレッテル貼りが行われた時代に活躍したパンターニ。死後10数年経った今、こういった映画ができたというのは、とても愛されている(現在進行形)選手なのでしょうねぇ。。。


「THE PROGRAM」はなぜ日本で上映しないのか!

こうなると、俄然観たいと思うのが、あの映画。ランス・アームストロングの活躍を描いた「The Program」です。ホントに公開しないんですかねぇ。。。

「THE PROGRAM」の批評を読んで内容を想像してみる

日本で観られないなら、せめて批評を読んで内容を推測してしまおう! ということで、いくつかピックアップしてみました!

Dave Calhoun氏による「THE PROGRAM」の批評

Dave Calhoun氏による「THE PROGRAM」の批評

Dave Calhoun氏のレビュー

まずは『Time Out』というロンドンの観光案内(?)サイトに掲載されていた、Dave Calhoun氏の批評から。Dave Calhoun氏がどういう人かは分かりませんw

'The Program' offers no obvious new revelations and Armstrong remains elusive – but it has an unsettling air that carries us through its more pedestrian patches.

[適当訳]
「The Program」には新発見は何もなく、アームストロングは上手に逃げたままだ。しかし、心が騒いで、平凡な(事実の)継ぎ接ぎながら最後まで観てしまう。

出典:The Program By Dave Calhoun

最後の一文、どう訳せばいいか分かりません(;´Д`)。・・・評価してる・・・んですかね??・・・。ちなみに、「アームストロングの演技も、大衆が想像するようなアームストロング像ではないか?」と言っていますが、俳優さんの演技はとても良いそうです。

Guy Lodge氏による「THE PROGRAM」の批評

Guy Lodge氏のレビュー

Guy Lodge氏のレビュー

ハイ、では次! 『Variety Media』というところの「トロントフィルムレビュー」が載せていた(転載?)ヤツ!

Rather, “The Program” frames its narrative as something akin to a criminal chase, with Walsh — an early skeptic regarding Armstrong’s winning prowess — as the dogged investigator and audience proxy, and Armstrong as his elusive quarry.

[適当訳]
「The Program」は、アームストロングの活躍を初期から疑っていたウォルシュを観客目線で頑固な捜査官として描き、一方のアームストロングを巧妙に網をかいくぐる対戦相手として描くことで、犯罪捜査のような見せ方をしている。

むむむ、“犯罪”というか、告発ものですかね。まぁ、そのほうが演出しやすい(白黒ハッキリした分かりやすい設定)というのは想像できます。そのため、「アームストロングにドーピング習慣に対する葛藤やジレンマがあったのかどうか、彼の心の内は想像するしかない」とも書いていますな。しかし、レビューの締めが、このひと言・・・。

Rare is the prestige biopic that feels altogether too short, but after 102 soundly paced minutes, “The Program” retires with half a hill left to climb.

[適当訳]
102分間、ちょうどよいテンポで進みながらも、山の半分を残して止まってしまう、短すぎる伝記映画。

出典:Toronto Film Review: ‘The Program’

・・・(-_-;)


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