タイヤカスで怒りを表現する固定ローラー・LR960

固定ローラーの調子がおかしい
固定ローラーの調子がおかしい

最近、欠かせなくなっている固定ローラー君。信号休憩ばかりで危険しかない通勤トレーニングはもうヤメヤメ(=゚ω゚)ノ。そんな必須の固定ローラーですが、どうも調子がおかしいのです。

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我が家の固定ローラーはミノウラ謹製LR960

現在、我が家で壮大な争奪戦が繰り広げられている固定ローラー。ミノウラのLR960というモデルを使っておりますぞ。

LR960を選んだワケ

LR960を購入した理由は、1に騒音、2にLiveTraining! 騒音は非常に重要ですが、それよりもLiveTrainingに興味があったのです^^ 要はZwiftと同じようなものらしい。

ライブトレーニングは、PCを使わず、電源も不要です。高価なパワーメーターを購入しなくても、室内トレーナーでより楽しく効果的にトレーニングを行うためのアプリケーションです。

出典:LiveTraining

LiveTraining目的で購入したけどLiveTrainingは一度も使わず

とは言いつつ、このLiveTraining、実はまだ一度もやったことがないんですwww アプリを購入してインストールしたは良いけれど、Wahooキーをさらに用意するのが煩わしくなってしまったf^^;)今のところ、普段のペース走やクリスクロスで十分集中できているので、これから先も出番がないかも・・・しれません(-_-;)

LR960の調子がおかしい

さて、そんな不遇をかこつLR960ですが、そのせいでしょうか?? 最近調子が悪いのです。

タイヤカスがやたらと出てきて、真っ黒々

LR960のタイヤカスがすごい
LR960のタイヤカスがすごい

症状は一目瞭然で、タイヤが変な感じで摩耗して、カスが飛び散りまくり。一般道走行用のGP4000S2をローラータイヤにしていることを差し引いても、結構な削れっぷり。はてさて、これはどうしたことでござろうか??

原因はローラーの押し当て不足

ローラー本体にもタイヤ痕が残るほど
ローラー本体にもタイヤ痕が残るほど

実は、この症状、以前も何度かあって、原因は明白。ミノウラの取扱説明書にもキチンと記載されていて、ローラーの押し当て不足がいかんのです。

逆に押し当てが不足してローラーがタイヤ表面に触れているだけの状態では、踏み込むたびにスリップする摩擦熱によりタイヤ表面が異常に加熱させられ、タイヤを消しゴムのように早く磨耗させていってしまいます。

出典:LiveRide ( ライブライド)LR960自転車トレーナー取扱説明書

タイヤの偏摩耗を抑える改善策は分かるのだが・・・

タイヤのカスを抑える方法は、適切にローラーを押し当てること。先ほどの取説によると、「横から見てローラーやタイヤを深さ3〜4ミリ程度凹ませている状態」が最適とのこと。

ローラー位置を設定するのは簡単・・・なのに

LR960の操作は簡単
LR960の操作は簡単・・・なはずなのに

3〜4ミリ凹ませるには、2つのノブでローラーの位置を調整すれば良いだけ。いたって簡単^^ メッキを左に回してタイヤに触れさせ、次に赤いノブを右に回してローラーをタイヤに食い込ませるだけ・・・のはずが、むぬぬ、ローラーがまったく動かぬ(;´Д`)

加圧調整ノブが固くて動かない!

LR960の加圧調整ノブが固い!
LR960の加圧調整ノブが固い!

赤い、加圧調整ノブが固くて動きません!! 通常は、右に1.5~2回転させるのですが、どうがんばっても1回転行くか行かないか(;´Д`) タイヤを3〜4ミリ凹ますことができない=押し当てが不足してしまっています!

加圧調整ノブに問題ありか?

こりゃぁ、加圧調整ノブに問題がありそうですな。一応、現状調べた対策を書き記しますと・・・。

加圧調整ノブが固くて動かないときの対処法

取扱説明書をシッカリ読めばよいということなのですが、要は「加圧調整ノブを引っ張って回るか試せ」と。

もしダイヤルやノブが固くて回せないときは、赤いノブを手前に引っ張り(内蔵バネの力で戻ろうとします)中心のボルト孔に指を挿入して保持してやることで、意図的にダイヤルやノブをフリーにすることができます。この状態で操作してみてください。

出典:LiveRide ( ライブライド)LR960自転車トレーナー取扱説明書

今日帰ったら、早速試してみるかねぇ。しっかり負荷がかからないと練習になりませんからな(;´Д`)

偏摩耗を助長する空気圧問題

固定ローラーするときは空気圧高めに!
固定ローラーするときは空気圧高めに!

あともうひとつ、気になる記述がありました。それがタイヤの「キュルキュル」音! おおぅ、漕ぎ出しのときとか、よく「キュルキュル」言いますが、これも問題だったのですな!?

タイヤの空気圧が低いと「キュルキュル」という異音が発生し、またタイヤの摩耗が早まります。トレーナーで使用する際はタイヤの空気圧は通常よりも1 割ほど上げるようにしてください。またタイヤ表面の汚れは除去しておいてください。

出典:LiveRide ( ライブライド)LR960自転車トレーナー取扱説明書

「固定ローラー使うときは、空気圧を上げなさい」だって。いつも通りの空気圧か、下手したらそれ以下でやってましたわ、テヘペロ。大量のタイヤカスとそれに続く加圧調整ノブの不具合は、説明書どおりに機材を使わないワタクシに対する、LR960の怒りだったのかもしれません(;´Д`)

「説明書読まないなんてカス」!?
おあとがよろしいようでwww^^;)

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

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