これでアナタも荒川サイクリングロード通! 埼玉県立川の博物館に行ってきた!

川の博物館に行ってきた!

川の博物館に行ってきた!

桜満開!春爛漫! そして春と言えば!!! 覚えていらっしゃるでしょうか? あの埼玉県立川の博物館がリニューアルオープンなのです!!

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遂に行ったぞ! 川の博物館!!

リニューアルオープンの瞬間を待ちわびていたデゲンコルプさんw オープン最初の週末に駆け付けましたぞ!

鉢形まで輪行で・・・

川の博物館最寄り駅の鉢形まで輪行

川の博物館最寄り駅の鉢形まで輪行

川の博物館ってとても遠いのです。前回、博物館が改修中とは知らずに自走で行ったときは、あまりの距離にビックリしました^^;) という訳で、今回は最寄り駅の鉢形まで一気に輪行!! それでも急行で池袋から1時間30分ほどかかったのでありました(・・・遠い)。

いざ開門! 荒川のダムを指先ひとつで操作しよう! 埼玉県立「川の博物館」に行ってみた
大磯クリテリウムの前日は風も穏やかな見事な快晴! ということで、デゲンコルプさんが以前から行きたがっていた「川の博物館」へ行ってみることにしました! 埼玉の誇り・荒川を体感できる「川の博物館」 デゲンコルプさんが興味を持つまで、まったく存在...

かわはくはサイクリストウェルカム!!

川の博物館は自転車ウェルカム!

川の博物館は自転車ウェルカム!

自転車乗りなら気になるのが安全な駐輪場所。かわはくならご安心ください!! しっかりバイクラックが用意されているのです!! 警備員常駐の見通しが良い駐車場で、館内から駐車場が見えるのでグッと安心感が高まります。さすが埼玉県、自転車乗りに優しいのは嬉しいですねぇ^^


アトラクション盛りだくさんで歓迎ムード

川の博物館はなかなか盛況

川の博物館はなかなか盛況

さて、自転車ウェルカムな川の博物館は、リニューアルオープンということで、実はなかなかの賑わいでしたぞ!?

なかなかの盛況ぶりでビックリ

リニューアルオープン特別イベントも!

リニューアルオープン特別イベントも!

開館時間ちょっと過ぎに入ったときは、すでに何組かの家族連れが。お昼になるにつれてどんどん増えてきて、この手の社会科見学的施設にしてはなかなか盛況だったのではないでしょうか?

館長と行くかわはくツアーに申し込んでみた

館長と行くかわはくツアー

館長と行くかわはくツアー

いろいろなアトラクション(?)がある中で、「館長と行くかわはくツアー」なるものがありましたので、せっかくですので申し込んでみましたよ^^ 館内を2時間かけて満喫できる、荒川の歴史と地理に触れまくりの充実ツアーなのです! 実は館長さん、急な用事で来れなくなっちゃったのですけどね・・・-_-;)


かわはくツアーの目玉に感動

かわはくで荒川の歴史を学ぼう!

かわはくで荒川の歴史を学ぼう!

かわはくツアーは1部が館内の施設紹介と荒川の歴史勉強、2部が屋外の荒川模型173の見学という2部構成! 早速にその内容を振り返ってみましょう!

鉄砲堰ってなんだ!?

鉄砲堰の模型!

鉄砲堰の模型!

館内の一番の目玉は何といっても鉄砲堰(てっぽうせき)でしょう! 奥秩父の中津川周辺で行われていた林業の技術で、国の無形民俗文化財に指定されているとか、いないとか?

中津川の鉄砲堰製作技術は、埼玉県秩父市中津川に伝承される鉄砲堰を作る技術である。鉄砲堰とは、鉄砲流しと呼ばれる木材流送に用いられ、山中で伐り出された木材を貯めた水を一気に放水することで、下流に押し流すために沢や小河川に設けられてきた。

出典:中津川の鉄砲堰製作技術 なかつがわのてっぽうぜきせいさくぎじゅつ

大迫力、鉄砲堰!

鉄砲堰を流してみた!

鉄砲堰を流してみた!

山で伐採した木材を下流に押し流すためにつくられたのが鉄砲堰。実際にどんなものか、かわはく館内で見られるのです。そのときの実演をアニメーションgifにしてみましたぞ^^ 何かしょぼくなってしまいましたが、間近でみるとかなり迫力でしたぞ!
※gif画像をクリックするかページをリロードしてみてください(;´Д`)


すごいぞ、荒川模型173!!

すごいぞ、荒川模型173!!

すごいぞ、荒川模型173!!

鉄砲堰のほかにも、荒ぶる川だった荒川の治水対策など非常に興味深いことを勉強できた第1部。第2部はいよいよ屋外に出て荒川の地理をお勉強です!

荒川の源流は山の奥の奥

荒川の源流は甲武信岳

荒川の源流は甲武信岳

ワタクシ、今回初めて知りましたが、荒川の源流って超山奥なんですねw 甲武信岳という山梨県・埼玉県・長野県の3県にまたがる2471mの山が荒川の源なのだそうです。ちなみに、この山、千曲川(信濃川)、笛吹川(富士川)という他の2つの川の源流でもあるそうで、水が豊かなんですねぁ( ゚Д゚)

千曲川(新潟県に入ると信濃川)、荒川、笛吹川(釜無川と合流し富士川となる)の水源の地。頂上に三角点はない。また、すぐ隣の三宝山のほうが標高が僅かに高い。日本百名山の一つ。

出典:甲武信ヶ岳

秩父は実はかなり平坦

秩父は実は平坦

秩父は実は平坦

この荒川模型を見るまで知りませんでした。秩父ってかなり平坦なのです!! オラァずっと山なんだと思っていたけど、ほぼまっ平らw ただ、山際は迫っており、秩父から西にちょっと入ると、突然山が険しくなる感じです。ほぇぇ、普段何も考えずに走っていた地形を俯瞰して見るというのは面白いものですなぁ^^

かなり人の手が入った荒川

入間川の治水はすごい

入間川の治水はすごい

荒川って、すごい人の手(治水作業)が入っているのです。荒ぶる川ですから、流れをコントロールするために大変なのですな。その一つが入間川と荒川の分岐点。前はもっと上流で分岐していたそうですが、氾濫しまくるということで中州を伸ばしたそうな(「背割堤(せわりてい)」というそうです)。現在、僕たちが国道16号線で入間川CRに入るときは人工の堤防の上を走っているのですなぁ(;゚Д゚)

2つの河川が合流したり、隣あって流れるために、流れの異なる2河川の合流をなめらかにしたり、一方の川の影響が他の河川におよばないように2つの川の間に設ける堤防。

出典:背割堤(瀬割堤)(せわりてい)


かわはくのシメは地元グルメ!

という訳で、ワタクシ、かわはくツアーで荒川の歴史と地理を大変興味深く勉強させていただきました! デゲンコルプさんも念願のかわはくに行けて大満足^^ シメはもちろん地元のグルメだよ!

埼玉はやっぱりうどん県だったw

埼玉県はやっぱりうどん県だった!

埼玉県はやっぱりうどん県だった!

地元グルメって何だろう??と思ったら、やっぱりうどんでした!! もう僕の中で、埼玉県は立派な正真正銘のうどん県です! 地元の小麦を使ったうどんだそうで、腰があって美味い!! コロッケも地元の豚とジャガイモを使ったもので、ムムム、美味いなぁ^^

川の博物館は大人の社会科見学に最適^^

川の博物館は楽しいぞ!

川の博物館は楽しいぞ!

という訳で、川の博物館、想像以上に楽しかったですよ! 荒川CRや秩父を走るサイクリストの皆さん、自分がどんな地形を走っているのか興味ある方はぜひ川の博物館で全体像を見てみてください! 「自分は今、こんなところを走っているんだ」と多角的に知れるのは楽しいものでございます^^

追記:リニューアルオープン後、荒川模型173のダム開閉や川に水が流れるなどの仕組みは動作しなくなっています残念無念

■埼玉県立川の博物館
〒369-1217 埼玉県大里郡寄居町小園39
TEL 048-581-7333
日時 9:00~17:00(月曜・年末年始定休)
料金 410円(大人)/200円(学生)
URL http://river-museum.jp/


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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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