
今年の夏に新NISAデビューし個別株を眺めるのが楽しくなってきたborikoです。日経は史上最高を更新したり、皆さん大儲け(!?)したりといった羽振りが良い話が聞こえてきますが、えぇそんな景気の良さ、ワタクシのところには届いてないよ!?
という訳で、今日は経済のお勉強。なんとみんな大好き自転車もかつてバブルで湧いた時代があったんですって!
自転車バブルがあったんです(本当です)
経済史はもちろん、世の中のすべてに疎いワタクシですが、自分でNISA買うにあたっていろいろ調べる訳です(理解しているかは別にして)。その過程で「自転車バブル」なる言葉と出会いました。
1890年代、イギリス人が湧いた自転車バブル

コロナ明けからしばらくの間は窮状しか聞こえてこなかった自転車業界ですが、かつて世の中の投資マネーを集めに集め、盛り上がりまくってバブルになった時代があったのだそう。その時代とは1890年代。今から130年以上昔であります。
当時(19世紀後半)、自転車技術の革新が目覚ましく、中でもダンロップによる「空気入りタイヤ」の実用化がブームの火付け役。移動手段の革新により「世の中がどう変化するのだろう」という期待感が株式市場の注目の的になり、一気にバブル化していったのだそうな(⇒出典)
バブルですから弾けます
投資マネーの大量流入により自転車ブームはヒートアップし、業界はバブル状態に。ところが、1897年に突如としてバブルが崩壊し、株価は暴落、倒産多数の阿鼻叫喚が起こりました。1898年に75あった自転車企業は1912年に49社に減り、さらに不況の嵐を乗り切り、企業として成り立っていたのはそのうち12社だけだったそう(⇒出典)
バブル崩壊の原因として、1つには楽観的な需要予測が挙げられています。「サイクリング・ブームと自転車工業の興隆」によると、「1895-6年のブーム時,会社設立発起人たちは,ほとんどすべてのサイクリストが毎シーズン新車に買い替えるだろうと,夢のような予測を立てていた」のだそう。
コロナのときは「楽観的な需要予測」ではなかったかもしれませんが、足下のニーズが高まると気分が沸き立ち、ついうっかり前向き・前のめりになってしまうのは人間のサガ。こればかりは時代に関係なく、しょうがないよ、人間だもの(;´Д`)。
バブル弾けるの怖いよぅ
なんで「自転車バブル」の話が目に留まったかというと、もちろん新NISA民なワタクシにとってバブルが他人事ではないから。まだ1回も個別株で黒字ウキウキウハウハを経験したことがないのに、いきなりバブルが弾けてしまったら!!
僕はどうなるんだい(どうにもなりません)/(^o^)\

良い時代が通り過ぎてから、「遅れてはならない」と飛び乗り、高値を掴んだまま二度と浮上できない奈落に落ちていくのは、あれ、どこかで経験した話。まさに氷河期世代そのものではありませんか!?
1回でいいからバブルというものを味わってみたかったwww ワイが手を出した個別株、みんな全部マイナスなんだけどwww
あぁ、もうどうなるんだろう、この先w こうなったらこのバブル(今のアメリカ市場&日経)、一刻も早く弾けないかな。一緒に苦しもう、僕ら氷河期には冷たい冬の時代が似合っているよ((´∀`))ケラケラ
以上、自転車がバブルに沸いた時代があるだとぅ!? 新NISAで個別株デビューして知る自転車の歴史 なお話でした。そう言えば、先月(7月)まで2万円以上あったシマノ株、決算を境に大暴落しましたし、テスラも絶賛下降中。株って怖いわぁ、「靴磨き」の僕がうっかり迂闊に手を出すものではないかもしれません。
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