未知のルートを走れるのはジムニーのおかげです(^ω^) ロードバイクで行く群馬と長野の県境・林道大上線を走ってみた!

群馬と長野の県境には何があるの?
群馬と長野の県境には何があるの?

幻のぶどう「ちちぶ山ルビー」と出会うライド(⇒参考記事)は、何だかんだ言って、いつもと同じルートを走っただけ。木陰が一切なく、ひたすら直射日光にさらされド平坦を走るのが堪えた模様で、「次回はもっと涼しいところへ! あと魚も食べたい!」というリクエストをいただきました。むむ、了解しました。電車・輪行だとスタートが遅くなるので、これはジムニーの出番でありますな!?

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復活したばかりの林道大上線へ行こう!

実は前々から言ってみたいと思っていた林道があったのです。その林道とは「林道大上線」。群馬と長野をつなぐ、数少ないルートの一つなのでありますよ。

林道大上線はココです

林道大上線はココです
林道大上線はココです

まずはこの日走ったルートの全容がコチラ(↑)。群馬県の上野村を拠点に、ぶどう峠を抜けて長野県の小海町へ。そこから国道299号線に乗って古谷ダムまで行きます。

目指す林道大上線は古谷ダムの手前にあります。この林道、「令和6年(2024年)5月12日の降雨により崖崩れが発生し、通行止め」になっておりましたが、この度、無事復旧したのだそうな。

県境またぐのが大好きなワタクシにとって、群馬と長野を結ぶルートの選択肢が増えるのは大歓迎。このルートなら(上りばかりで)木陰は多いし、多分おそらくデゲメン氏ご所望の魚(川魚)とも出会えるだろうし、ということで早速にジムニーでブーブーしてみることにしたのです。

林道大上線でヒルクライム三昧

前の前の週はジムニーにMTBで、そしてその次はジムニーにロードバイクで。うん、やっぱりクルマがあると便利だな。行動範囲が広がります。

ジムニーにロードバイクが載りません/(^o^)\

TCRが大きくなってジムニーに載らなくて焦り申した
TCRが大きくなってジムニーに載らなくて焦り申した

ジムニーにロードバイク積むのは超久しぶり。ビッグプーリー導入でTCRの寸法が少しだけ縦に大きくなっていたのは誤算でした。ジムニーに入らんじゃないかw

スペースはゆとりあるのに荷室の高さが足りません。苦肉の策で少し傾けて何とか押し込んだけど、あまり気持ち良いものではありませんなぁ。。。

前週のMTB積載も久しぶりだったこともあってエラい苦労したけど、今回もなかなか。もう少し荷室が大きいと良いなぁ。もしくは車外に積載するか。。。

ぶどう峠はセグメントないのかい?

ぶどう峠は15.7km、獲得標高1,141m、平均勾配5.8%くらいです
ぶどう峠は15.7km、獲得標高1,141m、平均勾配5.8%くらいです

上野村に着きましたら自転車を組み立て、いざ出発。走り出して、1分も経たないうちに最初のヒルクライム「ぶどう峠」が始まります。着いて早々、いきなり1級山岳があるのは、ジムニー輪行の良い所ですな。

このぶどう峠も群馬と長野をつなぐ数少ないルートの1つ。距離と斜度は・・・どれくらいなんでしょう、ストラバにセグメントがないようです。

Ride with GPSの手計算によると、国道299号線との分岐から峠までは15.7km、獲得標高1,141m、平均勾配5.8%だそう。

なかなかの距離と斜度で上り応えたっぷり。しかし有り難いことに木陰もたっぷりで日射しにやられる心配はありません。路面もそこそこ良好で、交通量は少なく、唯一気を付けるとするなら熊との遭遇くらいでしょうか!?

りんごを買えず涙を飲む

りんごを買えず涙を飲む
りんごを買えず涙を飲む

ぶどう峠をゆっくりじっくり時間をかけて上り切ったら、小海町までダウンヒル。と言っても、さすが長野で標高が高く、あまり下りまくる印象ではありません。

小海町まで下り切ったら、ちょうど農産物直売所があったので立ち寄ってみました。すると、まぁ何ということ、りんごが!! 早採れのりんごがこんなにいっぱい!! シナノリップという「長野県オリジナルの夏りんご品種」だそうで、うわぁうわぁ、食べたい買いたい、棚ごと持って帰りたい!!

と切望したのですが、こんなときに限ってロードバイク用リュックを忘れる準備不足。うぅ、目の前にこんな美味しそうなりんごが僕を見つめているのに、一個も買って帰れないなんて(´;ω;`)ウッ…

いざ林道大上線へ

国道299号線に乗ります
国道299号線に乗ります

りんごを買えない悲しみに暮れながらも、先を急がねばなりません。なぜなら、まだまだ上りはあるから。次なる上りは本日の本命・林道大上線です。

古谷ダム手前に林道大上線の看板を発見
古谷ダム手前に林道大上線の看板を発見

佐久穂町から299号線に入って古谷ダムまで行くと、あった、ありました! これが林道大上線の入り口です。通れることはネット情報で知っていましたが、現地に来るまで分からないのが林道あるある。

柵や看板はなく、路面も大丈夫そうで、おおぅ、良かった、これで南牧村へ抜けられるではありませんか。

長野県からのアプローチは短く簡単

林道大上線、長野県からのアプローチは短く簡単
林道大上線、長野県からのアプローチは短く簡単

事前情報で群馬から抜けるのはなかなかの上りと聞いておりました。なので、長野側からもそこそこ上るのかな!? と覚悟していたところ・・・

あっという間に大上峠に到着しました
あっという間に大上峠に到着しました

全然そんなことなかった。古谷ダム手前の入り口から大上峠までは距離にしてわずか2.4km、平均勾配4.4%。路面はすこぶるキレイで、さすが復旧されたばかりのことはあります。

ちなみに、群馬県(南牧村)から大上峠まで(今回の逆ルート)の距離と勾配を手計算してみたところ、県道108号線の分岐から大上峠までは距離7.6kmで平均勾配6.7%と出ました。なるほど、これはなかなか上り応えがありますな。

鮎の塩焼きでヒルクライム三昧大団円

大上峠を抜け、南牧村まで戻ったら、あとは出発地点の上野村へ戻るだけ。南牧村から上野村に出るのに塩ノ沢峠という、実はこの日2番目に長くキツい峠を無言で追加したのは内緒です。

なぜなら魚を美味しくいただきたいから

川の駅上野には鮎の塩焼きが売ってます
川の駅上野には鮎の塩焼きが売ってます

この日のもう1つの依頼事項だった魚をより美味しくいただくための配慮ですよ、配慮(´_ゝ`) 上野村の「川の駅上野」に鮎の塩焼きがあるのを、今までのライドで把握しておりまして、この日のゴールはコレにしようと思っていたのでありました。

リクエストに応えることができただろうか!?
リクエストに応えることができただろうか!?

直射日光を避け、新規ルートを開拓でき、締めのご要望にも応えることができたのはジムニーがあってこそ。

最近は荒サイなどの決まり切ったところしか走っていなくて飽き飽きしていましたで、新しいルートを探してトライするのは大事だねぇ。。。

まだまだ走ったことがないルートは山ほどあります。もうちょっと足を延ばして、地図の空白を埋めていきたい。ジムニーにはもっと頑張ってもらおう、そうしよう。

以上、未知のルートを走れるのはジムニーのおかげです(^ω^) ロードバイクで行く群馬と長野の県境・林道大上線を走ってみた! なお話でした。あぁ、りんご本当に美味しそうだったなぁ。今年の秋は絶対りんごの産地に行きたいぞい!

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