
ロードバイクの動力は人間の脚力。乏しい脚の力を効率的にタイヤから地面に伝えて進まないといけません。そのとき重要になるのが動力系=ドライブトレインでして、特にチェーンは非常に重要。でも、チェーンがギトギト・ドロドロ・グチャグチャ・ジャリジャリだったら、本来伝わるべき力も伝わらないのでは!?
そんな疑問に我らがGCNが答えてくれました。あらま、チェーンのパワーロス、キレイだろうが汚かろうが、あんまり関係ないのね(・_・;)
We Lab Tested A Dirty Chain, How Much Slower Was It?
今回ご紹介するのはお馴染みGCNでも技術部門に特化したGCN Techから。一般的なニュースを扱う本家GCNに対し、Techチャンネルはコンポなどに特化した内容です。
汚れているチェーンはどれくらい遅くなる?
ご紹介するのは「We Lab Tested A Dirty Chain, How Much Slower Was It?」という動画。勝手に邦題をつけるなら「汚いチェーンはどれくらい遅い? ラボでテストしてみた!」でしょうか。
チェーンはキレイなほうが良い?
んで、この結果がちょっと意外や意外。少なくとも僕には嬉しい(!?)結果だったかもしれません。
キレイなチェーンとの違いはわずか1W

途中経過は全部すっ飛ばして、結論だけお伝えしますよ。実に驚きの結果だったの。
なんと、砂をジャリジャリに噛んでオイルもカピカピになったチェーンと、しっかり注油されたチェーンの違いは、たった1W(◎_◎;)! 汚れたチェーンを計測器で回したら、どこかで聞いたことがあるチェーンのジャリジャリ音が聞こえてきて、「いかにも抵抗ありそう!」と思ったのに・・・
計測器上では、チェーンの状態によってパワーはそんなに影響を受けないのね(・_・;) それよりもチェーンリングやスプロケットの大きさやチェーンラインのほうが影響あるそうな。
そういう観点(チェーンリングやスプロケットの大きさとチェーンライン)で見ると、1X(フロントシングル)と2X(フロントダブル)ではどっちが抵抗(パワーロス)あるか想像できます。1Xと2Xのパワーロス比較、Techチャンネルでやってましたで、これについてはまた別の機会に(*´ω`*)
でもやっぱりチェーンとカセットはキレイなほうが良いよ
ワタクシ、チェーンはディグリーザーをサッと拭いてペーパータオルで拭いて、すぐに注油しちゃう、超ダメダメなメンテナンスしかしておりません。だもんで、キレイな状態のチェーンとスプロケットなんて見たことないわ(;^_^A
キレイなほうが速くスムーズで快適な感じがするじゃないですか

自転車がきれいな状態なのは、オーバーホールから戻ってきたときくらい。あれは、ホントに驚くね。チェーンが無音で無抵抗。クルクル回り静かに変速。もちろんジャリジャリ音が聞こえてくることはありません。
チェーンが汚くてもパワーロスは少ないと言われても、気分が全然違います。愛すべき自転車だもの。しっかりきれいな状態を保ちたいもの。はぁ~洗車しなきゃ。
そう言えばTCR、納車されてもうすぐ1年。1回も洗車してない(-_-;) ほぼ毎日乗っていて、本当にスマンの。タイヤもチェーンも、交換時期とっくに過ぎているはずだわ・・・。
以上、ロードバイクはチェーンが汚いと失われるパワーが大きくなる!? しっかり注油されたチェーンと比べた結果に驚いた(◎_◎;) なお話でした。

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