固定ローラー1時間FTP走余裕なワイが、お外を実走すると5分で筋肉痛になる現象

ローラーやってるの実走が遅いんですが・・・

ローラーやってるの実走が遅いんですが・・・

ひゃ~熱い暑い(;´Д`) こんな暑い中でも出勤前や寝る前にローラーやるなんて、みんなエラい!(僕もエラ・・・(-_-;) しかし、ここ数日の夏本格派な暑さは殺人的。だもんで、ローラー練の代わりに実走を取り入れるようになりましたよ。すると、どうでしょう! あれあれおやおや、俺、メッチャ弱くね!? 今までローラーで鍛えていたはずなのに、全然実走に活かされないとはコレ如何に!?

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出力で見るローラーと実走の違い

ワタクシ、1時間ローラーとかやってまして、FTPを更新するほどのローラー自信ニキだったんです。こりゃぁ実走スゴいのでは!?と期待していたのでありますが(´・ω・`)

ローラーの出力は実走より低い!?

よく言われておりますのが、実走と比べてローラーは出力が低く出るというもの。Peaks Coaching Group Japanによれば、ローラーのパワーが低いのは、負荷のかかり方が実走と違うからだそう。実走と比べて20~30W低く出るのが普通だそうです。

実走に比べてローラーは勢いがつかないため、ペダルストローク1回転の間、ずっと負荷がかかり続けます。

一方実走では上死点・下支点に負荷は集中します。この負荷のかかり方の違いがパワーが低くなったり違和感を感じる理由です。

最近では負荷が実走に近く、自然なフィーリングになってきているものも出てきているものの、だいたいのローラーで実走と比べて20-30wパワーが低くなるのは普通です。

出典:どうしてローラーは実走と比べてワット数が出ないのか?

いざ実走してみたら・・・

実走したら、なんと最大30Wも増えちゃうの!? ホント? FTP260Wを記録したばかりのワシが実走すると290Wになっちゃうの!? というスゴい話でありますよ

全身筋肉痛で10分ももたず・・・

お外で実走した訳なんです

お外で実走した訳なんです

という訳で、メチャ暑い室内の練習はやめて、某日某所、実走したのでありますよ(もちろん、信号・ルール厳守、車・歩行者への配慮は言うまでもありません)。うふふ、スゴいタイムを叩き出しちゃうかも、という下心はもちろん満載です(〃艸〃)ムフッ

んで実際やってみた結果!! 詳細は載せませんが、タイムは別に伸びずw 1時間ローラー何度もできるくらいだから、持久力も伸びてるだろうと思ったらそうでもなくw 約1時間たらずの実走で、ふぁ~、もう腿パンパン、体バキバキ:(;゙゚”ω゚”): 今までローラーでしていて筋肉痛になったこと一度もないのに、たった1時間で翌日以降もダメージがある筋肉痛になるとは!

筋肉痛の箇所は鍛え方が足りない場所

もうね、ホントビックリ笑いましたw 固定ローラーって、実は鍛えられるところ、かなり偏っているのではなかろうかとw

腹筋(体幹)、脹脛、腿の裏がヤバイ

実走して筋肉痛が発生したのは腹筋(体幹)と脹脛(ふくらはぎ)、腿の裏。特に脇腹を含む体幹はかなりバキバキでありました。

週3~4回ローラーしておりまして、腹筋が筋肉痛になることは皆無。ということは、でありますよ、腹筋・体幹ってローラーじゃあんまり鍛えられていないのか:(;゙゚”ω゚”):

体幹は出力を生み出す要の場所

もう、皆さんご存知のように、体幹と言えば、ロードバイクの要となる筋肉のひとつ。どこがどう重要なのか調べてみますと・・・。

有象無象の情報がいっぱい(;´Д`)

「ロードバイク 体幹」で調べてみると、いろんな情報が星の数ほど出てきます。今ここで知りたかったのは「なぜ体幹はロードバイクに必要なのか?」でありましたが、なかなか答えが出てきません。出てきたとしても「体をしっかり支えて、ぶれずにパワーを出せるようになる」などの、ほんのりほんわかした情報くらい。

「もう、もっとピンポイントな答えないの!?」と検索していて、自分のサイトが引っ掛かると「くっそ役に立たないモン書きやがって」と怒りがこみ上げてきます(# ゚Д゚)

とにもかくにも、ロードバイクに体幹は必要で、どう必要なのかというと、そこはフワッと必要な雰囲気が漂ってくる感じであります(;´Д`) 経験談はいっぱいあるんだけどね・・・、バシッと押さえてくれる論文とかプロコーチのコメントが見つかるといいのだけど。。。

実走しよう、そうしよう!

何の話してたんだっけ。あぁ実走のことだ。ローラーだけでは足りないことがあるのがよく分かりました。

実走で感覚を磨こう

実走はいいぞ

実走はいいぞ

ローラー中心生活をしておりますと、確かに体力つくしFTPも上がるし、時間の節約にもなるしで、メリットいっぱいかもしれません。でもやっぱり実走には実走の良さがあるのだと痛感した次第でありますよ。

ローラーと比べた実走のメリット

まず何が良いって、ローラーでは鍛えられていない筋肉を使えること。まぁローラー終わったあと筋トレすれば済む話なんですが・・・(-_-;)

さらにさらに、ワタクシだけかもしれませんが、ローラーばかりだと自転車乗るのが超ヘタになります。発進・停止の仕方はもちろん、自動車との間隔の取り方、路面ギャップのいなし方、安全確認などなど、普通なら難しくないであろう判断が鈍るw 特にとっさの判断が必要なときはヤヴァそうだわい(;゚Д゚)

実走することで磨かれるスキル

ローラーで体力ついたから実走でうぇいうぇいやっていたら、何でもない段差やカーブで判断ミスってぼーん、とか、調子に乗りやすいワタクシに起こり得そうで超危険が危ない。やっぱ実走大事、サバイバルな日本の道路を生き抜くのに必須でございますことよ(;´Д`)

という訳で、最近(暑さに負けて)始めた実走練に思うことでありました。実走で追い込むのは危険で迷惑すぎてやってはいけませんが、安全マージン取れる範囲で上げていくのは問題なくできそう(ゆとりあるメディオくらいの心拍)。体力維持(向上はローラーで)と判断力アップを目的に、夏の間は涼しい時間に多く外走ろっと(*´ω`*)

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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