ロードバイクのパワーを上げるならケイデンスは欠かせません。やっぱり大事なケイデンスの最新研究をGCN動画で勉強しよう!

またケイデンスの話かぇ
またケイデンスの話かぇ

7月から今までほぼずっと低強度のローラーしかしていなかったせいか、最近は同じ低強度でも90分回したら息は上がるわぎこちなくなるわで、凄い疲れる。ついギアを重くしてトルクでパワー維持しようとすると、今度は脚がパンパンになってギブアップ⇒DNFに一直線。ケイデンスがパワー維持のリミッターになっているかも!? そんな疑問に答えてくれる動画がありました。ありがとうGCN。いつも勉強になります(^ω^)

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I Thought I Knew Everything About Cadence. I Was Wrong.

という訳で、今日も今日とてケイデンスのお話。ロードバイクを進ませる根源的なところなので、突き詰めて突き詰めて悪いことは何一つありますまい。

ケイデンスのことは全部分かったつもりでいました

ご紹介するのはGCNのこちらの動画。「I Thought I Knew Everything About Cadence. I Was Wrong.」というタイトルで、日本語にすると「ケイデンス分かったつもりでした。でも間違ってたんです」という感じでしょうか。

テーマは、「クランクが短くなったり、栄養に対する考え方が進化してるけど、ケイデンスはどうなの?」というもの。要はケイデンスの最新研究を紹介する内容で、以前どこかの動画や記事で見聞きしたり自分自身が体験したりした話もあれば、初めて学ぶトピックもあり、ケイデンスへの理解を深めるにはピッタリであります。

ケイデンスと疲労は密接に関係してます

動画の中で特に深く紹介されているのが、ケイデンスと疲労の関係。「蓄積した疲労によってケイデンスが下がり、それによってパフォーマンスが低下する」ことが科学的に検証されたのが大きなトピックになっています。

トルクが落ちるからパワーが出なくなる・・・のではない

パワーとは力×ケイデンスです
パワーとは力×ケイデンスです

「疲れたらケイデンス落ちるの当然じゃん」というのは、おそらく誰もが経験として知っていること。この動画(で紹介されている研究)の肝はそこではなく、ロングライドやレース後半でパワーが下がるのは「疲れて踏めなくなる(=トルクを掛けられなくなる)からではない」と明らかにしているところです。

ワタクシ、これ聞いて「えっそうなの?」と思いましたよ? 疲労でギアが重くなって踏めなくなりタレていくのだと、今までの自分の体感で思っていましたもの。

ところが、動画によれば、「パワーの低下は、ペダルにかける力(トルク)よりもケイデンスに依存する」のだそう。そのような研究結果を何個か紹介し、通説を論破しております。

思い出すショートクランクのあの辛さ

回せなくなってタレると言えばショートクランク
回せなくなってタレると言えばショートクランク

ここでなぜかフト思い出すのがショートクランク・・・のあの辛さ。ワタクシも時流に乗って172.5→165mmにクランクを試したことがあったんです。ところが、これがまぁ全然ダメ(⇒参考記事)。

ポジション合わせがそもそも適当だった可能性という、致命的な問題をはらみつつ、ショートクランクで一番つらかったのがケイデンスの維持でした。パワーを維持または上げるにはケイデンスをしっかりキープあるいは上げることが大切なのは理解しつつ、それがどうにもケイデンス維持するの厳しかったんですわ。

回せなくなって失速することを何回ヤビツで経験したことか・・・。172.5のときは80~85くらいが快適ケイデンスで、それと同じ感覚で165mmのショートクランクを使うと峠で2~3分は遅くなるね(⇒参考記事)。

柔軟性がなく、股関節の動きがギクシャクな人間にとって85~90もしくはそれ以上のケイデンスは身体への負荷が半端ない。心拍がきつくなるのもそうですし、まぁとにかくケイデンス上げるのにカラダがついていきませんでした。

いろいろなケイデンスを維持できることのメリットはきっと凄い

ショートクランクの経験が走馬灯のようにフラッシュバックしていると、動画では「だからこそいろいろなケイデンスを維持できたほうがいい」という結論が話されているのでした。

ケイデンスは練習できますので

たまにはやろうケイデンス練
たまにはやろうケイデンス練

動画によれば、「さまざまなケイデンスを使いこなすことでライド中あるいはレース中のさまざまな状況に柔軟に対応できる」という至極ごもっともな結論に。「いろいろなケイデンスで回せてもレースとかで圧倒したりはできないけど、できるに越したことはないよね」というお話でありました。

そもそもケイデンスは練習に取り入れやすいです。特にローラー環境はケイデンス練に素晴らしく、みんな大好き無我夢中なトレーナーロードに至っては多くのワークアウトにケイデンス練を織り交ぜてきて油断もスキもありません。う~ん、トレーナーロード最高だな(^ω^)

という訳で、今朝の今朝、GCNとトレーナーロードの言われるがままに90分・低強度(Z2)のケイデンス練に取り組んだでありますよ。うぅ、85rpmを1時間以上維持するの、ホンット辛いじゃないですか。

ついうっかりギア落としてしまいたくなります(-_-;) ここをね、耐えて耐えて、90とか95とか100とかで何時間も回せるようになると良いことが待っているかも~というのが今日ご紹介したGCN動画で持ち帰れる感想なのでありました。

以上、ロードバイクのパワーを上げるならケイデンスは欠かせません。やっぱり大事なケイデンスの最新研究をGCN動画で勉強しよう!なお話でした。

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

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