
TCRに乗り換えてクランクを短くして、何ならフロントギアもコンパクトにしたところ、今まで(ベンジ乗ってたとき)自然にチョイスしていたケイデンス(80前半)のままだと遅くなってしまいました。実測マイナス1~2km/hとか、そんな感じで、なかなか大きな速度低下です。
今までのような(あわよくば今まで以上の)速さを取り戻すにはパワーを上げるかケイデンスを上げるかしかなく、だがしかし残念ながらパワーは下がるばかり(-_-;)(⇒参考記事)。それならば!とケイデンス上げようと心掛けてきて、これがまぁホント大変だったんです。慣れるまで半年以上かかって、まだ道半ば。という訳で、今日はケイデンスのお話。身体硬いとペダル回すのギクシャクするのねん。
ケイデンス上げないといけないじゃないですか
「TCRのポジションがまず間違っている」という大きな可能性を棚に上げまして、ショートクランクの違和感を煮詰めるとケイデンスの難しさに行き着きました。クルクル回せるようにならないとトニカク遅いのですよ。
クルクル回したいと思っても身体は言うことを聞かぬ

「ポジションがそもそも(略)」という大前提を横に置きまして、どうもケイデンスを上げようとすると股関節がカクカク・ギクシャク。「踏む」ペダリングになると速度が落ちますで、上死点のほうで蹴り上げるような感覚で回すことを意識すると、つっかえる感じがあり、リズムは取れず、全然ケイデンスは上がらず、スピードに乗れず、ムキーってなる。そんな経験をTCRに乗り換えてからずっと重ねてきました。
しかも、不思議なものでケイデンスを上げよう&上げようと思うと逆に肩に力が入ったり腕=ハンドルに体重が乗ったりで、全身疲れるし、操作性は損なわれるしで、いろいろよろしくありません。
身体硬いんかの(-_-;)
TCR乗り換えた当初はあまりの違和感だったので、ハンドル上げたり、ステム短くしたり、せっかくのショートクランク(165mm)をプチ・ショートクランク(170mm)にしたりして、ポジションを試行錯誤。でも、それにプラスしてワタクシ、やっぱり・・・
身体硬いと思います(^ω^)
身体硬いんだと思います。こちらのサイトによると、「ペダルをスムーズに効率よく回すためには股関節が無理なく可能な範囲で大きく動く必要があります」とのこと(⇒出典)。そのためポジションは股関節の柔軟性に合わせることが不可欠だそうな。
自分の股関節がどれくらい柔軟かセルフチェックの方法も紹介されていまして、
立った状態で前屈をして、
⇨指が届かない=背骨も股関節も硬い状態
⇨指だけは届く=股関節か股関節のどちらかが硬い状態
⇨手のひらは無理でも指全体が床につく=どちらも比較的動かせる↓
長座(足を伸ばした状態で床に座る姿勢)が取れない場合:圧倒的に股関節が硬い
長座は取れるけどそこから指が足に届かない場合:背骨の柔軟性が乏しい
ワタクシの場合、「指が届かない=背骨も股関節も硬い」けど長座はできる。でもそこから指が足に届きません。ということは背骨の柔軟性が乏しいということでありましょうか。
まずは前屈できるようになろう
背骨硬い言われてもどうしたら良いか分かりません(;´Д`) ま、まずは前屈できるようになれば、いろいろ話が早いのでは!?
日経新聞から引用しました(前屈レベル)

股関節や背骨云々の前に前屈できないのはよろしくない(ような気がする)。ちょうど日経新聞に「前屈で若返る」という記事がありましたので、それを参考にすると・・・
ワタクシの前屈レベルは「レベル3」らしい。手が脛(すね)につくくらいで、床まであと一歩だそう。「あと一歩」では全然ない気がするけど、ココは前向きに捉えたいところです。
ハムストリングス(もも裏)が硬いといかんらしい

日経の記事によれば前屈できないのはハムストリングスが硬いから。股関節が曲がりにくく、「猫背になり下腹がぽっこり出る「老け見え」姿勢になる」んですと。
おおぅ、最近特に下っ腹がふくよかになったワタクシに必要なのは、まさに前屈なのではなかろうか!?
先ほど、股関節と背骨の柔軟性セルフチェックでご紹介したサイトの別記事にも、もも裏の重要性が(ロードバイクの観点から)明記されています。曰く、
もも裏が硬いままになっていると、股関節の動きにも悪影響を及ぼします。股関節の動きが悪いと膝や腰の痛みの原因になります。
なるほど、まずは前屈だな。床にベターっと手が届くくらい柔らかくなるのを目指してみよう。そうしたら、ショートクランクでも漕ぎやすさが増すかもしれません。
以上、ロードバイクと前屈に一体何の関係が!? ショートクランクの漕ぎづらさは身体が硬いせいかもしれません(;´Д`) なお話でした。筋トレと前屈を同じタイミングでやれば取り組みやすそう。わぁ、ロードバイクやってると、なんか健康になっちゃうよ(◎_◎;)
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