異なるパワーメーターはやっぱり異なる値を出すものでした。ASSIOMAとQUARQを比べてみたら、まぁ違うもんでした(´_ゝ`)

久しぶりにベンジに乗りました
久しぶりにベンジに乗りました

昨年末に納車され、1年間トレーナーロードで酷使しまくったTCRをオーバーホールに出しました。ということで、久しぶりにベンジを引っ張り出してきたのです。あって良かったサブバイク(*´ω`*)

せっかくベンジに乗るのだから、この機会にずっと気になっていたことを確かめようではありませんか。気になっていたこととは、2台のバイクのパワメの違い。TCRにつけていたASSIOMAとベンジのQUARQはどれくらいパワーに違いがあるのか!? それでは早速に見てまいりましょー!

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ベンジにASSIOMAを取り付けて、QUARQとダブルパワメに

TCRをオーバーホールに出すにあたって、パワメのASSIOMAをベンジに移植。うしし、これでASSIOMAとQUARQ、2つのパワメを比較できるではありませんか(*`艸´)ウシシ

クランク長の設定は忘れずに

ASSIOMA使うときはクランク長の設定を忘れずに
ASSIOMA使うときはクランク長の設定を忘れずに

ペダル型パワメのASSIOMAにはクランク長の設定があります。これが、出てくる数値にどれくらい影響あるのか分かりませんが(オイ)、キチンと正しく測りたいのでベンジのクランク長に再設定。

ASSIOMAはQUARQと比べて低く出る印象でしたが、はてさてどうなることやら!?

ローラー台でASSIOMAとQUARQはどれくらい違う?

実走に持ち出す前に、まずはローラー台でテストをば。ベンジ久しぶりに乗りますし、何か不具合あったらイヤじゃないですか(実際、テスト始める前に不具合あった(;^_^A

低強度・ハイ(?)ケイデンスのワークアウトでテスト

トレーナーロードでASSIOMAとQUARQを比較
トレーナーロードでASSIOMAとQUARQを比較

ASSIOMAはTrainerRoad(PC)で拾い、QUARQはガーミンウォッチで拾います。低強度(Z2)でケイデンスを上げる系のワークアウトをやってみた結果がコチラ↑

①~④のサージ部分を取り出してみると、総じてASSIOMAのほうが低いのが見て取れます。減少率を計算しますと、以下のとおり。

①/①’:-2.00%
②/②’:-1.91%
③/③’:-1.80%
④/④’:-1.90%

低強度(Z2)における2つのパワメの差は1.9%くらい、という感じでしょうか。

ちなみにワークアウト全体で見てみるとASSIOMAが186W、QUARQが191Wでその差は広がり、2.62%となっています。

実走でASSIOMAとQUARQはどれくらい違う?

今まで体感的にASSIOMAはQUARQと比べて低く出るなぁと感じていたのを、実際に確かめることができました。2~3%くらいの差があるのでは!?と予想していたので、感覚的に近からず遠からずだったようです。続いては、実走ではどうなるか? 外走って違いを確認いたしましょう。

荒サイ・平坦での違い

荒サイ平坦でASSIOMAとQUARQを比較
荒サイ平坦でASSIOMAとQUARQを比較

ローラー上では低めの強度は2%前後の違いがあることを確認しましたで、まずは低めの強度の実走での違いから。こちら(↑)12月13日の荒サイを遡上した記録です。

それによりますと、約24kmのセグメント中、ASSIOMAは207Wに対し、QUARQは213W。違いは-2.82%でローラーよりも高くなっています。

ケイデンスはどちらも同じで、興味深いのは最高パワーがASSIOMA・407Wに対し、QUARQ・443Wと大きく離れていること。8.13%もQUARQのほうが高い数値を記録しておりますな。

ヒルクライムはもっと違う

定峰峠でASSIOMAとQUARQを比較
定峰峠でASSIOMAとQUARQを比較

問題・本題はここから。QUARQだったら比較的楽に踏めていた240~250Wが、ASSIOMAにした途端、維持するのが大変になった感じがありました。なので、比較的強度高めに踏めるヒルクライムで検証してみたのです。その結果がコチラ↑

同じ日(12月13日)の荒サイ後に定峰峠に行きまして、ちょっと頑張ってみました(自己歴代3番目のタイム)。その結果、ASSIOMAは237W(最大331W)に対し、QUARQは251W(最大361W)と相成った。

ASSIOMAとQUARQの違い、平均パワーで5.58%、最大パワーで8.31%です。おおぅ、なるほど、これはかなり違うな(・_・;)

ケイデンスはASSIOMAもQUARQも同じで、QUARQのほうがなぜか移動時間が3秒短くなっているのは謎です。パワーが上がるにつれ、乖離率が上がるのも謎ですが、どのような理由であれ、ASSIOMAでのSST以上がキツく感じるようになった今までの体感が裏付けられた結果になりました。

ASSIOMAでの240WはQUARQでの250W超に相当しますでな、なるほど、そりゃぁ体感的にズレを感じるし、辛いはずだよw

ASSIOMAとQUARQ、どっちのパワメが正しいとか、そういうのを検証する話ではないですし、そもそもパワメの正しさを検証する術も持ち合わせておりません。重要なのは、「2つのパワメにはこれくらいの違いがありますよ」という傾向を知れたこと。

やっぱ、パワメは混ぜるな危険。自転車を乗り換えようが何しようが、パワメだけは常に同じものを使い続けたほうがいいだすな。

ASSIOMAとQUARQの比較なんて、TCRの納車時にやっておけよって!? うふふ、正論過ぎてぐうの音も出ません(;^_^A

以上、異なるパワーメーターはやっぱり異なる値を出すものでした。ASSIOMAとQUARQを比べてみたら、まぁ違うもんでした(´_ゝ`) なお話でした。

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ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

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