ロードバイク始めたら、誰でも「速く走りたい!」と思ったことがあるでしょう? ない?? ふふ、嫌いじゃないですよ、そういうの(´_ゝ`)
ロードバイクで速く走るようになるには、当然ながらトレーニングが必要で、世の中にはさまざまなトレーニング理論が氾濫しております。そんなトレーニング理論(?)の1つとして、2022年暮れ~2023年にかけて大流行したものに「ゾーン2トレーニング」がありました。本記事では、一世を風靡した(過去形)「ゾーン2トレーニング」でやりがちな間違いについて、GCN動画よりご紹介します。
ゾーン2トレーニングでやりがちな失敗とは?
「ゾーン2トレーニング」の生みの親(?)と言えば、イニーゴ・サンミラン博士。今は違うそうですが、チームUAEのポガチャルのコーチを務め、「ポガチャルのコーチが言うんだから」ということで「ゾーン2トレーニング」はめちゃくちゃ脚光を浴びました。
Don’t Make These Zone 2 Training Mistakes
みんな大好き・我らがGCNもサンミラン博士を何度も取材し、「ゾーン2トレーニング」を広めることに一役買っておりまして、今回ご紹介する↑の動画もその延長線でありましょう。
内容としてはタイトルのとおり、「ゾーン2トレーニングでやりがちな失敗を避けよう」でありまして、僕達がよくやってしまいがちな間違いを列挙しています。
ゾーン2トレーニングでやりがちな失敗とは?
どんな間違いが起こりやすいか、GCN動画をざっくり要約しますと以下の通り。
- 強度が低過ぎる:上り・下りがあるコースやグループライドだと、ゾーン2をキープするのが難しく、狙ったゾーン(ゾーン2)より強度が下がってしまう問題。
- 強度が高過ぎる:ちょっとでも高い強度に入れるとエネルギーをもってくる経路が変わってしまい、その後強度を下げてゾーン2にしても、しばらくの間はゾーン2(の代謝)にならない問題。
- ゾーン2しかやらない:ゾーン2だけやっても速くも強くもならない問題。伝説的なコーチとして知られるルイ・パスフィール博士(故人)が「Variety is the spice of training(多様性はトレーニングのスパイス)」と言っているように、いろいろな強度・種類のワークアウトをやる必要がある。
人生は短い(細かいことは気にせず楽しく乗れ)
という訳で、実際にゾーン2トレーニングを実践してみた人なら、すぐに「ですよねぇ」と納得する内容のお話でありました。
ちょっと意外だったのは、GCN動画のプレゼンター・サイさんがサンミラン博士(ゾーン2トレーニングの生みの親)をして「Reluctant poster boy(不本意にも広告塔になってしまった人)」と評していたこと。「あら、そうだったの(散々各方面で動画出まくってたのに)!?」と驚きでありました。
トレーナーロードはいいぞ(´_ゝ`)
ロードバイクはトレーニングにも流行り廃りがあって非常に興味深い。僕個人としてはトレーニング理論を知る・学ぶのはとても好きなので、こういう(ゾーン2トレーニング)理論のバトルをもっともっと取り上げてほしいくらいです。
とは言いつつ、GCN動画でも(やや乱暴に)締めくくっていたように「Life is too short」。ただでさえ時間がかかるゾーン2トレーニングに消耗しないで、そんなの気にせず「週末戦士(ウィークエンド・ウォリアー)」で楽しめばいいのでは!? というのは、僕のような時間も金も脚力もない極貧ローディーにとっての最適解なのかもしれません。
でも、敢えて! 敢えて言うなら、トレーニングにはいろいろな刺激を入れるのが大事が正しいのであれば、トレーナーロードは(人によっては)つまらないけど実直な選択肢のような気がします(※個人の感想です)。
トレーナーロードさん、僕に案件回してくれてもよくってよ(´_ゝ`)何もしないしできないけれどw
以上、一世を風靡したあのトレーニング、まだやってる人いるの? GCNが解説する「ゾーン2トレーニング」でやりがちな失敗を避ける方法とは!なお話でした。えっ、ゾーン2トレーニングがそもそも何に対して効果効能があるのかご存知ない!? 参考までに当ブログのこちらの記事をどうぞ(⇒参考記事)
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