ロードバイクの正装と言えばレーパン(レーサーパンツ)です。近年は「ビブショーツ」もしくは「ショーツ」と呼ばれるほうが多いかもしれません。ローディーの必須アイテムなレーパンで、ぜひ皆さんにも一度味わっていただきたいのがアソス。一度履いたら、もう他の履けない。そんな愛してやまないアソスのレーパン「EQUIPE RS S11」を買ってみました。
2024年の新作ビブショーツな「EQUIPE RS S11」
「アソスはレーパンの最高峰」と、各方面から大絶賛の声が幻聴のように聞こえてくる今日この頃。でも実はひと口にアソスのレーパンと言っても種類がいっぱいあるのでした。
アソスのレーパン、こんなにいっぱい種類あったっけ(◎_◎;)
輸入取扱業者のダイアテックHPに、アソス・レーパンの早見表がありました(⇒出典)。それを見ると、ほげ、アソスのレーパンって、今こんなに種類があるんだ(◎_◎;)!!
かつては「Equipe RS」がトップモデルでしたが、数年前にさらに上の「RSR」が登場したところまでは把握しておりました。そして、RSの下に「R」ができたことも。でも、こんなグラベルとかMTB向けのレーパンが出ているとは知らなんだよ。こりゃぁ、早見表がないと初めての人は何選んで良いか分からないアルね(・_・;)
ちなみに、ワタクシ、去年(2023年)に「RS」を買おうと思って、間違えて(安さにつられて)「R」を買ってしまった経験あり(⇒参考記事)。RSのクオリティと上質感を期待していたところ、「R」のエラい違いにキモと尻子玉を潰した苦い記憶が蘇ります。
おかげで、Rはほとんど履いてないでありますな(;^_^A アソスの素晴らしさを知りたいなら「R」を買ってはいけない。ミドルグレード(RS)以上のものを選ぶことを全力でお勧めします。
旧モデルの「RS S9」と「RS S11」は結構違う
買ったはいいものの「R」はほとんど履かなくて、結局、古い先代モデルのRS S9を使い続けておりました。だけど、もうそろそろ結構酷使が過ぎて擦り切れそう。という訳で、この度、抜かりなく間違いなく「RS」の新型を購入することにしたのです。
生地触った瞬間から「何か」が違う
という訳でやってまいりました、2024年モデルの「RS S11」。若干コストカットされた模様ながら、相変わらずシッカリした造りの箱から取り出してみると、ほほぅ、新型RSは手触りが先代とチョチョッと違うぞ!?
と言っても、「R」のように安っぽい(言っちゃった)触感ではなく、S9と似た感じのシットリした感じ。ただ、S9よりもっとギュッとしているように感じるのは新品だからでしょうか!?
ストラップの造りは全然違う
S11と先代S9で最も分かりやすい違いがストラップでありましょう。S11はお尻の布部分の縁ギリギリに縫い付けられているのに対し、先代S9はお尻の真ん中とお尻の縁の2ヵ所で留められています。
パッドは小さくなりました?
アソスの素晴らしさは、スナワチ、パッドの素晴らしさなのですが、おやおや、S11は先代S9と比べてやや小ぶりになりました?? 生地が変わって、ストラップも変更になって、パッドがどれくらいお尻に寄り添ってくれるか気になるところです。
おおぅ、太ももの押さえはシリコンか
ここでちょっと気になる変更点は、太ももの押さえ部分。先代S9はゴムバンドタイプ(?)で、ズレることなく素晴らしかったものの、使っていると段々ほつれてきたり、圧着力が弱くなったりすることがありました。
一方、S11は腿の押さえ部分がシリコンになって、ズレ防止とゴムバンドの劣化を抑える仕組みになっている模様。
うむ、だがしかしシリコンか・・・ズレ防止にシリコンが多用されているジャージやレーパン、ワンピースを使ったことがありますが、これがまた激しく痛いんでありますよ(;´Д`) 確かにズレないのは良いんだけれども、レース終わったあととか、よくミミズ腫れができたりしてました。
アソスの太ももの押さえがシリコンになったことで、はてさてどうなることやら。パッドの感触と併せて早速に使ってみましょうなのです!
「EQUIPE RS S11」ファーストインプレッション
さすがにS11を室内ローラーで使うのはもったいないこと。8月にただ1回屋外実走したときに着用してみました。
やっぱりアソス、買ってよかったアソス
先日のモンシェール工場直売所ライド(⇒参考記事)で使ってみたところ、おぉ、これぞ、まさに求めていたアソスの信頼性と快適性(゚∀゚)! コレだよコレ、この安心感とペダリングのしやすさと心地よさなんですよ、アソスが素晴らしいのは。
去年間違えて「R」を買ったときは「なんだ、このDHBは(# ゚Д゚)」(言っちゃった)と思ったものでしたが、S11は先代S9で感じた頼もしさがイキイキと受け継がれていました。
ほんと思うんだけど、レーパンは一度アソス履いちゃうと他のが苦行でしかなくなります。RSでこの素晴らしさなんだから、ハイエンドのRSRはもっと快適で心地よいのでありましょう!?
レーパンにしてはちょっと値が張るものの、耐久性バッチリで1年やそこらでダメになったりしないのもアソスの良いところ。長い目で見るとレーパンにかける費用は実は低くなるという不思議なトリックがあったりします。
うん、やっぱ良いわアソス。買ってよかったS11。でも買うなら、RSなどのミドルグレード以上でありますな。まかり間違ってもアーるは・・・(言っちゃうのか!?)
履くのが大変でしたw
パッドはズレることなく、大きさもしっかり前から後ろまで全方位カバーで痛み知らず。気になっていた太ももの押さえのシリコンも(今のところ)痛みや痒みが出ることはありませんでした。
ほぼほぼ百パー、レーパンのファイナルアンサー太鼓判なのですが、敢えて気になる点を挙げるとするならば!!
生地がよりしっかりしたせいでしょうか!? 履くのが思いのほか大変だったw ダイアテックのHPによるとS9から生地が変わって、よりコンプレッションするようになったそうな。着るときからしっかり圧着してくるので、強く引っ張って破かないようにしないといけません。
さすがに破けるまで引っ張ることはないだろうけど、一応注意喚起で。ワシはいつか強引にやってしまいそうな予感と期待でいっぱいです(;^_^A
以上、ロードバイクのビブショーツはアソスしか考えられません! いつの間にかミドルグレードに格下げされたEquipe RS S11を買ってみた! なお話でした。ちなみに、S11と先代S9の違いはダイアテックHPに詳しいです(⇒参考)。もしアソスを検討する際はぜひぜひ一度ご確認あれ。
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