ロードバイクでアウトなのは飲酒・・だけじゃない！？睡眠不足でロードバイク乗るのはビール飲んで乗るのと同じだそうです(；ﾟДﾟ)

年末差し迫る今は「1年のお疲れ様」を言う時期。ローディーの皆さんも、あちらへこちらへお酒の席へお呼ばれする機会が多いでありましょう。でも、よもやまさか、お酒の場に自転車で行くようなこと・・・してないですよね！？

「酒飲んでチャリ乗る訳ねーだろｗｗｗ」とは、さすが素敵ローディーの皆さんです。では、睡眠不足はどうでしょう？？ 「酒と睡眠不足に何の関係が！？」と思うじゃないですか。ところがどっこい、睡眠不足って、飲酒と同じくらい影響があるものなんですって(◎_◎;)！

自転車の飲酒運転で免停処分m9(^Д^)ﾌﾟｷﾞｬｰ

まずはお酒の話から。今日の今日（12月11日）、ニュースを眺めていたら、飲酒運転で検挙される自転車乗りが増えているそうな。

目に飛び込んできたのはコチラのニュース。見出しは「電動キックボード・自転車の飲酒運転で免停処分　今年に入り急増」です。

記事によると自転車の飲酒運転で免停になったのは今年1～9月で896件（電動キックボードは77件）。飲み会シーズンに入っていないにも関わらず、昨年（2024年）1年間の10倍を超えているそうな。

「あぁチャリで近所の飲み屋来てる人いるよね」と、あり得そうなシーンが思い浮かびます。それと同時に、「自転車で免停になるんだ」とも思ったり。免許ない人はどうするのでしょう？？

「飲んだら乗るな」は自転車でも当たり前の話で、特段目新しい話ではありません。それよりも、ワタクシ、この記事を見て、先日の「富士グラベルエクストラ」の帰り道に見たポスターを思い出しましたの。

ポスターの画像イメージがどんなのだったか忘れてしまいましたが、コピーと内容だけはしっかり覚えています。曰く、「17時間寝ないでいる人はビール500ml飲んだのと同じくらい運転に影響が出ている」というもの。

「マジかよ(◎_◎;)！」と思って、出典を探したところ、あったありました。（公財）高速道路調査会がまとめた「高速道路での居眠り運転防止に向けた効果的な対策に関する調査研究（最終報告）」に、まんまその文言が！

平成26年度（2014年度）という10年前の資料ですが、それによると「作業能力が大きく低下する連続覚醒時間が17時間の場合、500ml缶ビール1本の飲酒量に相当する」のだそう。

ビール500mlの血中アルコール濃度は0.04%。それがどれくらい影響をもたらすかというと、「視覚機能が障害される」レベルだそう。視覚機能とは動体視力や視野が低下する状態でしょうか？

酒気帯び運転は0.03%からなので、0.04%は余裕で免許取り消しレベルです。

えっ、でもちょっと待って！？ビール1杯が免許取り消しになるのなら、ビール1杯と同じ影響をもたらす（とされる）連続覚醒時間も免許取り消しに相当するということではなかろうかい！？

年末・年度末は飲み会に加えて、仕事が山場を迎える時期。特に今年は年末年始の休みがとても長いので、その分しわ寄せが睡眠時間にやってきます。「寝てる暇ねーわー」という人、結構多いのでは！？

界隈を見渡してみると、昔懐かしい「地獄のミサワ」を彷彿とさせる忙しさの人が多くいるように見受けます。大変なのは想像するに余りあるけど、だがしかし、↑の高速道路調査会の報告書を読むとどうでしょう。その睡眠不足、ひょっとしたらビール飲んでいるのと同じことと言えるのでは！？。

そんな状態でロードバイク乗ろうものなら、「ハンドル操作がうまくできなくなる（0.03%）」「視覚機能が障害される（0.04%）」「規則を無視し始める（0.05%）」といった危険運転のオンパレードです。

「規則を無視する」って何をするんでしょうか？ 服を脱ぎ始めるとか！？この寒いのに！？う～ん、これはいけない(；ﾟДﾟ) 寝よう、まずはよく寝て、その後で走りに行けばいいじゃない！？

えぇ、ブルベやキャノンボール、列島縦断（横断？）はどうなっちゃうのって！？どどど、どうしよう:(；ﾞﾟ”ωﾟ”):

以上、ロードバイクでアウトなのは飲酒・・だけじゃない！？睡眠不足でロードバイク乗るのはビール飲んで乗るのと同じだそうです(；ﾟДﾟ) なお話でした。

酒のビッグボス