ロードバイクでクタクタに疲れた体にラーメンという魔法の薬(^ω^) 新潟から福島までロードバイクで白河ラーメン食べに行ってみた

突然ラーメン食べたくなりまして
突然ラーメン食べたくなりまして

今年は9月半ばに初めて山形を走ることができ(⇒参考記事)。これがまぁ楽しかったことこの上なし。そのときの経験に味をしめまして、今回も自分たちにとって初めての土地を走ってみることに。新潟県の南魚沼市から福島県の只見町を抜け、白河市に至る約170kmをロードバイクで。うむ、山越え含む100km以上は身体に堪えますですなw

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ロードバイクで白河ラーメンを食べに行こう!

今回の目的は、最近少しラーメンづいているワタクシの発案。福島には喜多方ラーメンと並ぶ有名なラーメン=白河ラーメンなるものがあるそうで、それを体験してみたいと思ったのでありました。

新潟から福島までラーメンを食べに行く

新潟から福島までラーメンを食べに行く
新潟から福島までラーメンを食べに行く

思い立ったら善は急げ。週末の天気が微妙に怪しいと知りつつ、荷物まとめてロードバイクを輪行袋に押し込んで走ってみたのが↑のルートです。

走行距離175km、獲得標高2,300mの久しぶりなビッグライド。途中の大きな山は3つありまして、どれも斜度は大したことありませんが、如何せんルート全体の距離が長い。しかも最後のヒルクライムは「甲子トンネル」という全長4.3km超のトンネルになりますで、油断もスキもありません。

でも、走った先に白河ラーメンが待っていて、しかも、今回のルートはどこも初めて走る道。これはもう老体にむち打って頑張るしかないではありませんか。

浦佐駅から只見町へ

先に申し上げますと、ワタクシ、ラーメンはあまり好きではなく、「行列してまで食べたいものだろうか(・_・;)」といつも斜に構えて眺めておりました。それなのに何で白河ラーメンを!?

只見町までの道のりがハード(^ω^)

浦佐から出発
浦佐から出発

それなのになんでラーメン求めて福島を目指す? 多分、そのきっかけは、ずっと前に食べた佐野ラーメンにあるような気がします(⇒参考記事)。あっさりスープに太麺がよほどお気に召したのでありましょう。白河ラーメンも佐野に似ているそうで、「へ~」と思った次第なのでした。

晴れ渡る魚沼盆地
晴れ渡る魚沼盆地

という訳で、始発新幹線に揺られること小1時間。南魚沼の浦佐駅に到着しまして、ここから白河目指します。最初の難関、というかこれも今回の大きな目的だったのですが、只見町は浦佐から60~70kmほど。

只見線沿いをひたすら走ります
只見線沿いをひたすら走ります
道中、スノーシェッドがいっぱい
道中、スノーシェッドがいっぱい
最初の峠を無事クリア
最初の峠を無事クリア

途中、六十里越なる峠があります。ストラバでは4.17km・5.9%で問題なさそうに見えるのですが、とんでもありません。尾根幹が小粒にかわいく見えるほどのアップダウンの連続。しかも峠含めてひたすら上り基調のアップダウンで、正直とてもハードです。

六十里越から只見町までの景色が極めて極上で素晴らしいのですが、ダメージがデカすぎて写真ほとんどなく・・・。

ずっと来てみたかった只見町

念願の只見駅にロードバイクで
念願の只見駅にロードバイクで

素晴らしい絶景のダウンヒルを楽しみながら一気に只見町へ。只見町は2022年10月に全線が再開通した只見線の中間地点。紅葉と雪の時期は特に有名で、鉄道ファンだけでなく多くの観光客を集める人気路線となっています。

只見駅周辺でお祭りがやってました
只見駅周辺でお祭りがやってました
お祭りで食べたお団子
お祭りで食べたお団子

そんな有名な場所にロードバイクで来られるとは、あぁ感無量。見たかった景色、行ってみたかった場所に自分の脚で行けるって、やっぱり良いかも好きかも。

新白河までの道がハード(体力的に)

しかしどうしたことでしょう。ワタクシ、只見町に来るまでに体力使い果たしてしまいました。どうしよう、白河まであと120km近くあるのに/(^o^)\

駒止峠は・・・どんな峠だったっけ(-_-;)

駒止峠の印象なし(写真もこれだけ)
駒止峠の印象なし(写真もこれだけ)

只見町で休憩し、補給を済ませると、体力はますます回復する気配を見せません。しかも都合が良いことに嬉しいことに、只見町から南会津町までの道のりは荒サイもビックリの超向かい風。

減り続ける体力と向い風の厳しさで、ワタクシとしたことが写真なし(;´Д`) 南会津町手前の駒止峠も、まったく記憶と印象に残っておらず、「はてこんなとこあったっけ(・_・;)??」という感じでありました。

東北の雨は冷たく寒い

白河に近づくと土砂降り
白河に近づくと土砂降り

南会津町でこの日初めてのコンビニを発見し、そこで大休憩。残りは甲子トンネルまでのヒルクライムのみです。

ところがここでラッキーなことに雨がポツポツ。甲子トンネル手前の「道の駅しもごう」に着くころには本格的なザーザー降りになりまして、ますます写真がありません。

甲子トンネルは福島県で最も長いトンネルとして知られ、全長は4,345m。ここを越えれば白河までダウンヒルでフィニッシュなのですが、甲子トンネルの向こう側・白河側はさらなる土砂降り。気温も新潟や会津とは段違いに低く、東北の秋雨の厳しさが骨の髄まで染みわたります。

新幹線ホームで白河ラーメン

新幹線ホームで白河ラーメン
新幹線ホームで白河ラーメン

あまりの寒さと積み重なった疲労で、新白河駅の近くにあった農産物直売所を泣く泣く断念。新白河駅近くの食堂がお目当ての1つでしたが、夕方の開店時間にはちと早過ぎたのでこちらも断念(´;ω;`)ウッ…

それでも、どうしてもここまで来たら白河ラーメン食べたい! てゆーか、温かいもの食べないと凍え死んでしまう!と最後の願をかけたところ!! おぉ~新幹線改札のところに白河ラーメン食べられる立ち食いそば屋さんがあるではありませんか!

チャーシューメン1,100円也。温かくあっさりさっぱりしたスープをこのときほど美味しく感じたことはありません。なるほど、ラーメンは疲労困憊、生命力が試されているときにこそ真価を発揮する料理なのかも。これからもラーメン食べたくなったら170km以上走ることにしよう、それ以下の距離でラーメンは禁止な(´_ゝ`)

以上、ロードバイクでクタクタに疲れた身体にラーメンという魔法の薬(^ω^) 新潟から福島までロードバイクで白河ラーメンを食べに行ってみた! なお話でした。

コメント

  1. boriko より:

    yasu-haさん、ありがとうございます。

    白河ラーメン、すっごく美味しかったです!
    新幹線駅の立ち食い(?)そば屋さんだったので期待してなかったのですが、予想をはるかに超える美味しさでした。
    今度ぜひともお勧めいただいた店や直売所も行ってみたいと思います!

  2. yasu-ha より:

    ご無沙汰しております。
    お疲れ様でした。妻の実家が新白河駅徒歩20分くらいなので、大体わかります(笑

    下郷の交差点を左折せず、北上すると以前ブログに出ていた猫駅長の芦ノ牧温泉駅になります。

    下郷から甲子トンネルまではヤビツ峠と同じスペックで、甲子トンネルの前にも
    複数トンネルがあり、自転車ではあまり走りたくないと思っています。

    白河ラーメンは喜多方ラーメンに比べると知名度はないですが、美味しいお店は多いです。
    好みの店を探すのも良いですがどの店も行列が凄いです。
    個人的には南湖公園の湖畔亭が白河ラーメンを並ばず食べれてオススメです。

    農産物直売所は「り菜あん」ですかね?
    あそこは変わった味のジェラートもあって、子供を連れてよく行きます。

    天気が良い時にリベンジしてください。

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