埼玉が誇る謎の観光名所「秩父珍石館」は、ロマンに満ちあふれていたでござる

秩父の闇と光を観に行こう!

秩父の闇と光を観に行こう!

秩父グルメがかなわず無念の涙を飲んだ我々ですが、本当のメインイベントはこれからでした! 秩父の闇、いやさ埼玉の希望を照らし出す、極めたる世界を観に行くのです! 秩父にこんなスゴい所があったとはw 埼玉、マジリスペクト:(;゙゚”ω゚”):

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趣味を極めたるは道を究めるが如し

「秩父にスゴイところがある、ぜひ行きたい、連れてけ」と興奮気味に話すデゲンコさん。一体全体、どんな場所なんだぜ!?

秩父にスゴイ散財お・・・趣味人がいるらしい

秩父にスゴイ散財王・・趣味人がいるらしい

秩父にスゴイ散財王・・趣味人がいるらしい

デゲンコさんによると、どうやらその場所は個人のロマンが結集したところらしい。むむむ、ロマンって何だろう?? 自転車で知り合った皆さんは、どなたも家族を顧みないロマンあふれる豪快な散財王ばかり・・・。それを上回る散財王がいるというのか!? むむむ、これは行きたい・・・。行かなばなるまい、キングオブ散財王、究極の趣味人のもとへ!!

究極の趣味人の館・秩父珍石館へ

という訳で、秩父駅からバヒュンと自転車で5分足らず。あっという間に着きました(*´ω`*)

寿司・うなぎ・天ぷらの岸和田が趣味人の館!?

たどり着いたのはお寿司屋さん!?

たどり着いたのはお寿司屋さん!?

たどり着いたのは、何の変哲もない料理屋さん。寿司・うなぎ・天ぷらの岸和田です。ほげ、こんなところに「究極の趣味人」がおるんかえ??

いざ、秩父珍石館へ

本当の目的はコチラ・秩父珍石館

本当の目的はコチラ・秩父珍石館

いえいえ、お目当ては岸和田ではありません。その駐車場にある倉(?)を改装した建物。秩父珍石館です!!

自転車の停め場所がないので要注意

秩父珍石館は駐輪場がないので要注意

秩父珍石館は駐輪場がないので要注意

この秩父珍石館、駐輪場がありません。なので、自転車をどうするかが大問題。僕たちがたどり着いたとき、ちょうどご主人が車の洗車をしておりまして、壁に立てかける許可をいただくことができました。スタンドのない自転車で行くときはどうぞご注意を(*´ω`*)

すごいぞ、秩父珍石館!

では、早速に入ってみましょう、秩父珍石館! 入館料400円也(*´ω`*)

貴重な化石がいっぱい!! いっぱ・・・

貴重な化石がいっぱい!!

貴重な化石がいっぱい!!

扉をくぐった瞬間から目に飛び込んでくる立派な石のオブジェ! 溶岩が冷えるときに変形した奇妙な岩だったり、立派な化石だったり、水晶やオパールの塊だったり、地質が好きな人も、そうでない人も「ほぇ~」とたまげてしま・・・え、ここじゃない? 見どころは化石じゃないんですか(゚Д゚;)

顔、顔だよ、見どころは!

貴重な化石を隠してでも「顔」に仕立てる!

貴重な化石を隠してでも「顔」に仕立てる!

なんと、この秩父珍石館、知る人ぞ知る「人面石」の館なのですな(゚Д゚;) その数、集めも集めたり、1700以上! 石の中に貴重な化石があろうが何だろうが、その石が「顔」に見えればいいのです!? (せっかくの)貴重な化石をほっかむりで隠してでも「顔」に仕立て上げようとするその気概。突き詰めてる、突き詰めてるわ(゚Д゚;)

2階の展示室はさらにスゴイ!

秩父珍石館の2階はさらにすごい

秩父珍石館の2階はさらにすごい


ウォーズマン!?

ウォーズマン!?


ホモォ!?

ホモォ!?


悪いアンパンマン・・・て誰じゃwww

悪いアンパンマン・・・て誰じゃwww


エルビス・プレスリーは、まぁ何とか・・・

エルビス・プレスリーは、まぁ何とか・・・

さらにスゴイのは2階の展示室。ご主人が丁寧に案内してくださるのですが、これがまた圧倒的! 圧倒的に「人面石」www いや、多分貴重で高価であろう化石や宝石も陳列されているんですが、メインはあくまで「顔石」。しかも、しかも・・・これはワタクシ個人が感じたことなんですが、説明書きがないと分からない、てゆーか、説明書きがあっても分からないwww

素晴らしい、ホントにスゴい突き抜け具合だwww これを集めた先代ご主人のこだわりとアツい思いが満ち満ちています(゚Д゚;)

世界に紹介された秩父の名所

趣味を珍石館くらい突き詰め、突き抜けると、世界の見る目が変わりますな(*´ω`*) なんと、この珍石館、日本はおろか世界中で有名なのだそうですよ!

BBCに取り上げられるらしい

タモリ倶楽部の企画書が!

タモリ倶楽部の企画書が!


英字新聞にも取り上げられています

英字新聞にも取り上げられています

館内を見渡すと、「タモリ倶楽部」など、誰もが一度は観たことがあるであろう番組の企画書がいっぱい! しかも、それだけではありません。ご主人の話によると、なんと英国放送協会(BBC)にも取り上げられるんだとか(゚Д゚;) まずはBBCラジオの取材を受け、その後テレビに・・・という流れだそうな・・・。マジカヨ、秩父珍石館、グローバルに知られてるじゃない(; ・`д・´) そのおかげか、外国人の観光客も多いそう。すごい、本当にすご過ぎるぞ、秩父珍石館(;´Д`)

珍石館の由来

さて、この珍石館、そもそもどういった理由で始まったのでしょう?? 経緯をご主人が教えてくださいました。

ひとつの石との出会い

秩父珍石館の始まりはこの石との出会いから

秩父珍石館の始まりはこの石との出会いから

見せていただいたのは、↑の石。川原でひっくり返っていたこの石を拾ったことが、珍石館の出発点になったそうです。砂の地層が圧力で固まり、そこに秩父が昔海だったことを示す2枚貝の化石が合わさって、まるで顔のように見えます。黒ずんだ部分は、ご主人曰く、「砂鉄かも」とのこと。以前、学んだ古秩父湾の成り立ちと消滅と深く関わる秩父の歴史が、こんなところで登場するとは・・・。むはー、ロマンだ、ロマンを感じるマン(`・ω・´)

■古秩父湾の記事
えっ、いつか秩父で海水浴!? 古秩父湾の痕跡を探ってみた!

秩父珍石館のもう一つの魅力

人面石に魅了され1700以上もの石を集めた先代ご主人。そんな先代の影響あってか!? 実はご主人も相当な趣味人みたい(*´ω`*)

フィルムカメラがいっぱい!!

フィルムカメラがいっぱい!

フィルムカメラがいっぱい!


引き伸ばし機まで!!

引き伸ばし機まで!!

珍石館の2階に上がると、石に交じって、昔懐かしいフィルムカメラがいっぱい展示されています。むはー、ニコマートとかリコーフレックスとかキャノネットとか、1950~60年代を彩った素敵なクラシックカメラがいっぱいじゃないですか!! 聞けば、全部ご主人が集めたとか!

ワタクシ、フィルムカメラほんの少しだけやっておりましたで、石を観つつも、カメラもしっかりチェック(*´ω`*) おぉ~、床にはモノクロの引き伸ばし機まであるじゃないですか!! ご主人、素敵すぎ・・・(*´ω`*)

入り口の秩父の写真に釘付け

昔の秩父を写した写真が素晴らしい

昔の秩父を写した写真が素晴らしい

そんな秩父珍石館にあって、もう一つ釘付けになったものがありました。それが、入口に(額装されず無造作に)飾られていた昔の秩父の写真。大判か何かで撮ったのでしょうか、機材聞くの忘れましたが、このプリントはスゴイですヨ。晴れた日に撮影したであろうに、空はまったく白トビせず、手前の森もしっかり諧調が出ていて、眠くならずにこんなダイナミックレンジ広くプリントするのって、実は結構難しいんです(;´Д`) すごいなぁ、すごいなぁ、上手だなぁ

秩父でたくさんの感動とモチベーションをもらった

思いのほか、圧倒されてしまった秩父珍石館。好きなことをするなら、これくらい突き抜けたいものだと、謎のモチベーションをいただきました(*´ω`*) さぁさ、あとは輪行して帰りましょう♪

秩父のゆるキャラ・ポテくまくんって何だ!?

お土産は秩父のゆるキャラ・ポテくまくん

お土産は秩父のゆるキャラ・ポテくまくん

秩父駅は現在大工事中でありまして、温泉施設が併設されるそう。その完成が、僕たちのような輪行派やハイキングには待ち遠しいところであります。さて、そんな改装中の駅にあるプレハブのお土産屋さんで奇妙なものを見つけましたぞ。その名も「ポテくまくん」!!! ぐぬぬぬ、なんだこれはカワイイじゃないか (;´Д`) 

ワタクシ、本来ならこういう甘いのはほぼ100%買わないんですがね。この日は秩父珍石館に感化されて「本能とインスピレーションに従って生きろ」と教えられた(!?)もので、思わずゲットしてしまった・・・(゚Д゚;) むむむ、帰りの道中、みそポテトチップスと一緒に食べてみたところ、どちらも美味しくて困ったwww 個人的にはみそポテトチップス美味し過ぎでありましたが、う~ん、買って良かった「ポテくまくん」(*´ω`*)

という訳で、また一つ、秩父の素晴らしさに触れることができました。埼玉と秩父、ホント楽しいところがいっぱいですな(*´ω`*) あぁ、秩父珍石館、行って良かった。先代も、今のご主人も素敵な生き方だなぁ。教えてくれたデゲンコさんにも感謝感謝でございますよ(*´ω`*)

■秩父珍石館
http://www006.upp.so-net.ne.jp/chinseki/index.html

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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