皆さ~ん、モンテ・クロスティスって知ってますか!? 僕は、知りませんでした(´_ゝ`) ところがどっこい、このモンテ・クロスティスが凄かったんです(゚Д゚;) どれくらい凄かったのか、写真盛りだくさんでお届けしたいと思います! モンテ・クロスティス、もうホントに凄いんです!(ひと段落で3回目w)
モンテ・クロスティスってどこにあんねん( ゚Д゚)アッ
まずは場所の説明から。ぞんこらーんとかくろすてぃーすとか、どこにあるのかチンプンカンプン(# ゚Д゚)
モンテ・ゾンコランとモンテ・クロスティスの位置関係
そもそもゾンコランがどこにあるか分からん! というワタクシのために取り出しましたるストラバのマップ(*´ω`*) オヴァーロは地図の下のほう。「Hotel Aplis」は僕たちが泊まったホテルです。
んで、ゾンコランはHotel Aplisのホント目の前。ストラバの記録でも往復23km。片道12km以下であります。
一方のモンテ・クロスティスは地図の上のほう。こちらも激近くて往復40km、片道20km以下。ちなみにこの2つの山の獲得標高を足すと約3,000mになりまして、獲得標高大魔神な方には打ってつけであります(;´Д`)
①モンテ・クロスティスのスタートはここ!
さぁさぁ御託はいいから早く景色をお見せしたい! というワケで、先ほどの地図上の番号に沿って解説していきます
国道355を一本入ったところがモンテ・クロスティスのスタート
モンテ・クロスティスのスタート地点はコメリアンスという小さな村からほんのちょっと入ったところ。
分かりづらいかな。。。と思いきや、看板があちらこちらにあって迷うことがありません。日本に帰ってから知ったのですが、どうやらこのモンテ・クロスティス、ジロのコースになったそうなのですね。う~ん、リサーチ不足(;^_^A
②Tualis(トゥアリス)までも激坂ですけど何か?
スタート地点から早速上りが続きますが、おおっとビックリ! こんなところに集落が!
Tualisが最後の補給地点
序盤から只ならぬ上りの雰囲気が漂う中、小さな小さな集落に出ました。Tualisという村で、ここがモンテ・クロスティス手前の最後の補給地点。
水を汲める井戸があったり(飲まなかったので安全性は不明(;^_^A)、Bar(軽食が食べられるところ)があったりします。
③モンテ・クロスティスの山区間に突入!
Tualisを抜けるとすぐに森林地帯へ。ここからモンテ・クロスティスの本格的な上りが始まります!
④モンテ・クロスティスの森の中に突入!
森の中に入って本格的な上りが牙を剥き出しにしてきたモンテ・クロスティス。なんだなんだ、結構きついぞwww
安定の10%超がひたすら続くんですが(´_ゝ`)
ご丁寧なことに、ジロの看板が区間斜度を教えてくれるのですが、これがまた計ったように10%前後! ガーミンも同じ斜度を指し示しており、緩まることがありません(;´Д`)
あれあれ、ちょっと待って!? モンテ・クロスティスがこんなにキツいなんて聞いてないwww ゾンコランで脚を使い果たしたデゲメン氏が息も絶え絶えになっていきます(;´Д`)
⑤森林限界から絶景天国の予感!
まったくもって斜度が10%から下がらないモンテ・クロスティス。でも、上っていくと良いこともあるものです(´_ゝ`)
デゲメン、見て! 景色が凄・・・あ、15%あるじゃんwww
標高1600mを過ぎたくらいでしょうか? どうやら森林限界に入った模様。そうすると俄然冴えわたるのが絶景!
うひょ~見て見て、デゲメン!! この、この、この凄い・・・斜度(・_・;)
なんで山頂まであと3kmというところで、ゾンコラン(のような斜度)をぶち込んでくるねん(゚Д゚;) もう止めて、デゲメン氏の体力はゼロよ( ゚∀゚)アハハハ
⑥残り1.5kmの圧巻の絶景天国!
ゾンビのように上ってくるデゲメン氏は放っておいて(オイ)先に進みましょう。だって、もう辺り一面、絶景オブ絶景なんですもの(≧∇≦)
雪山の向こうに空に続く道が・・・
懲りずに13~15%をぶち込んでくるモンテ・クロスティスのラスト1.5kmですが、斜度なんてどうでも良くなるくらいの絶景が(゚Д゚;) 雪山(モンテ・クロスティス)に沿って延びる道が、道が・・・
ちょ、凄すぎるよ、モンテ・クロスティスさん!!
ワタクシ、去年のステルビオ峠やモンテ・ゾンコランの景色にもエラい心を打たれましたが、このモンテ・クロスティスはちょっと、ちょっと言葉になりません(゚Д゚;)
何の予備知識もなく挑戦してしまったモンテ・クロスティスが、こんな素晴らしい峠だったとは・・・。イタリア、凄すぎるぉ(;´Д`)
⑦モンテ・クロスティス、クリアしたど~!!
もう頂上は目の前なんです。斜度が緩くなるから分かるんです。でも、それが嫌(・_・;) もうずっとこのまま上っていたいモンテ・クロスティス・・・ですが、ゴールはやってきました。
モンテ・クロスティス、遂に登頂成功!
あぁやってきてしまった、モンテ・クロスティスのゴール(´;ω;`)ウゥゥ 頂上にはジロの記念碑が立っています。もう、こんな絶景に出会えるとは・・・。言葉もありません。
ゾンビなデゲメン氏も無事ゴール!
途中で置いてきたデゲメン氏も無事ゴール! 残念ながら気力・体力使い果たしたようで立っているのがやっとの状態(;´Д`) 走行距離40kmちょいながら久しぶりの3000mですから、よっぽど辛かったみたい。夫婦の会話もありませんw
⑧モンテ・クロスティスの下りはなんと未舗装!!
デゲメン氏は死に体、ワタクシは大興奮で上り切ったモンテ・クロスティス。あとは下るだけ! ですが・・・。
下りは未舗装で断念、Uターン(´;ω;`)ウゥゥ
モンテ・クロスティスの先には道が続いています。この道を行くと下界に降りられるはず・・・。なのですが、おおっとグラベル、未舗装じゃないですか(;´Д`)
顔色がないデゲメン氏にこれ以上の無理は禁物、ということで涙を飲んでUターンであります(´;ω;`)ウゥゥ
ちなみに、この未舗装区間にたどり着くまでかなり下っているため、Uターンしたことでその分を上り返すハメになったのは内緒です(´_ゝ`)
もうひとつちなみに、モンテ・クロスティスがコースになったジロは2011年のこと。この未舗装区間を下らせるということで選手たちが激おこ。結果、コース変更になった曰く付きのルートです。プロも嫌がる下りとは・・・。Uターンしといて良かったε-(´∀`*)ホッ
チーム監督たちは5月18日にレースディレクターやUCIのスタッフとミーティングし、改めてクロスティスの危険性を訴えた。そしてレース前日になって、UCIのコミッセールはクロスティスをコースから外す決定をした
出典:コンタドールの強さに意気消沈?翌日のクロスティスはキャンセルに
⑨イタリアで初パンクも体験(・∀・)!
上ってきた道を下っておりますと、おっと今度はワタクシにアクシデント(;´Д`)
トドメはワイの前輪パンクでフィニッシュ(*´ω`*)
涙を飲んでUターンした我々。来た道を戻っておりましたところ、ワタクシの自転車の前輪がパーン!!
ひゅ~パンクしちゃったずら(´_ゝ`) 良かった、パンク修理キット持ってきていて。無事、サクッとパンク箇所にパッチを当てチューブも交換して復帰。
ちょうどパンク修理をしているとき、山頂から下ってきた超イケメン・イケコなカップルが「大丈夫? 何かいるものある?」と親切に話しかけてくれました。幸いなことに修理はほぼ終わりかけていたので、ご厚意だけ有り難く頂戴しましたが、はて彼らはどこから来たのか??
気になったので聞いてみたら、あのグラベルを越えてきたんだと!! むほ~やっぱ通れたんか~ぐぬぬ、残念無念、行ってみたかった(; ・`д・´)。次回・・・がもしあるなら、絶対通ってみたいぞお~!!!
以上、予想もしていなかった絶景天国のモンテ・クロスティスにデゲメン氏は気力・体力を吸い取られ、boriko氏は心奪われたのでありました(´_ゝ`) オヴァーロ周辺、ドロミティに勝るとも劣らぬ、素晴らしいサイクリングスポットでありますな。皆々様も、もし行く機会があったらぜひトライを!
最後に、モンテ・クロスティスのセグメントは距離14km、斜度10%です。おっと、和田峠3本分じゃんww ふじあざみライン上ったあと、和田峠3本上ったとなると、そりゃぁデゲメン氏もゾンビになりますわ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
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