ロードバイクを趣味にしていて当ブログを読んでくださる読者は、40~50代の男性が最も多いと推測します。筆者の僕自身も40半ばで、当ブログ読者層ど真ん中(´_ゝ`) 40代以降で気になることと言えば「どれくらい加齢がパフォーマンスに影響するのか?」ということ。加齢・年齢に負けずブイブイ言わせ続けるには、何をすればいいのか? Cycling Weeklyにちょうどタイムリーな記事がありましたのでご紹介します。
What counts as good for your age? (年齢の割に優れていることとは?)
読み込んでみるのはCycling Weeklyの「What counts as good for your age?」という記事。「年齢の割に優れていること」という意味でしょうか。
「What counts as good for your age?」のサマリー
「What counts as good for your age?」がどんな内容か。以下にザックリ概要をかいつまんでご紹介。長い記事で、前半は「加齢によって変化する(衰える)身体的機能」について、後半は「老齢トップアスリートのインタビュー」という構成です。
年齢とともに変化するVO2 maxと筋線維
記事の前半は老化の科学のお話。オレゴン大学のChristopher Minson(クリス・ミンソン)教授による解説です。ミンソン教授によると加齢によって以下の点が変わるそう。
●VO2 max(30歳以降、10年ごとに10%低下する) ●加齢とともに遅筋になる ●筋肉量の減少 ●衛星細胞の減少(回復に影響) ●ホルモンの減少
What counts as good for your age?
老齢トップアスリートへのインタビュー
加齢による体の変化の解説に続いては、老齢ながら(年齢の割に)トップパフォーマンスを維持しているアスリートにインタビュー。
Sarah Matthews(当時58歳)は10マイル(16km)を21分33秒、25マイル(40km)を55分24秒で走る脚力の持ち主。
もう1人は85歳で10マイル(16km)を23分46秒で走ったRon Hallamであります。
どちらもすごい記録。彼らから見たら赤子のような40半ばのワタクシですが、16㎞を21分とか無理なんですけど。。。(・_・;)
年齢を重ねてもパフォーマンスを落とさない人は何が違うのか?
ここで気になるのは、Sarah MatthewsやRon Hallamはどうやってパフォーマンスを維持したのか? それは自分に役立つのか?ということ。一体どんなことしたんでしょうね??
Sarah Matthewsのパフォーマンス維持の秘訣
まずはSarah Matthewsのパフォーマンス維持の秘訣から。すっごい秘訣があるのかと思いきや、ガッカリするくらいシンプルです(-_-;)。曰く、「炭水化物を食べること」「レースは週1回まで」というもの。あとは「移動時間を増やす」ことくらい。
Her solutions to the evolving needs of her maturing body are often simple: build in more travel time, eat more carbs, don’t race on consecutive days, take one day off at the weekend for recovery and family time, and have a lie down after long rides. [抄訳] 加齢による体の変化に対する答えはシンプル:ライド時間を増やす。炭水化物をたくさん食べる、2日連続でレースしない、週末は必ずレストデーを設ける、ロングライド後は横になる。
What counts as good for your age?
Ron Hallamのパフォーマンス維持の秘訣
なんというか、まったく特別なことはしていません(-_-;) 一方、85歳の記録を持っているRon Hallamはどうかというと、「ローラーする」「豆をいっぱい食べる」ことくらい。。。
もっと、こうなんかないの!? プロテイン飲むとか、かたっぱしからサプリ試すとか、モーターを仕込むとか、いろいろあるでしょう(# ゚Д゚)
I put to him that his methods could be summarised by the slogan: all things in moderation except peas. [抄訳] Ron Hallamのメソッドは「全部ほどほどに。ただし豆は除く」というもの。
What counts as good for your age?
Sarah MatthewsとRon Hallamに共通すること
年齢にかかわらず、トップアスリートの話って、聞けば聞くほど「当たり前」の普通のことをしているだけのような気が(-_-;) これが才能、遺伝子の違いでしょうか。。。パッと簡単・便利に、一度に解決する方法がほしかったワタクシ、涙目ですw
食べるは正義
Cycling Weeklyを読み、2人の妙齢トップアスリートの話を総合して強引に「解」を引き出すなら、何になるでしょう? 共通して出てくるのは食事とレストの大切さかもしれません。
Sarah Matthewsは「炭水化物」、Ron Hallamは「野菜はジャガイモと豆しか食べない」そうですが「大量の豆」がパフォーマンス維持を支えていることが読み取れます。さらにレストは必ず1~2日設けるとのこと。その効果が年齢を重ねれば重ねるほど顕著に現れる感じでしょうか?
てゆーか、そもそも40半ばになると、もうそんな食べられません(;´Д`) お米も昔だったら丼1杯余裕だったのが、今はお茶碗半分が精一杯とか。。。あ、だから我が身は疲れやすく、パフォーマンスを維持できないのか(-_-;)
しっかり美味しく食べよう、食っちゃ寝万歳(∩´∀`)∩ワーイ
以上、高齢アスリートに学ぶ、年齢を重ねてもパフォーマンスを維持する秘訣とは?なお話でした。食っては寝て、食っては寝てを緊急事態宣言の期間中試してみよう、そうしよう(´_ゝ`) よし、まずは今日のお昼はご飯2合だムリ!
コメント