
SRAMの新型FORCEが出て、「おぉ登場サイクル早いな(◎_◎;)」と驚いている影で、およよ、ガーミンが何やら面白いサイクルコンピューターを発表しているではありませんか!? ななんと、MTBに特化したサイクルコンピューターですと! へぇ、面白い。何が違うのか、普通のEdge540とか840とかじゃダメだったのかしらん??
ガーミンがMTB専用のサイクルコンピューターを発表
ソースはいつものDC兄さん(⇒出典)。MTBに特化した「Edge MTB」が出たそうで、早速にレビューしてくれています。
Edge MTBは普通のEdgeと何が違うの?

気になるのは、Edge MTBが普通のEdgeシリーズと何がどう違うのかということ。DC兄さんによると、Edge MTBと普通のEdgeシリーズとの違いは以下のとおり。比較対象はEdge 540です。
- サイズが小さい(Edge MTBのほうが20~25%小さい)
- 重さ57gで軽い
- ボタンのゴム部分が厚くなった(内部に泥などが入るのを防ぐため)
- ディスプレイはゴリラガラス
- ダウンヒルは5Hz(1秒間に5回)データ記録 ※ダウンヒルのみ
- 自動でスタートするタイミングゲート機能
- ダウンヒルMTBプロファイル
- エンデューロプロファイル
- eエンデューロプロファイル
- ダウンヒル用自動計測機能
- エンデューロ用クライム/ディセント(下り)ラップ機能(手動ラップボタン)
- Forksight機能を強化(トレイルに近づくとより詳しいデータが表示される)
- ライド後のトレイル分析機能
- トップチューブマウント付属(ハンドルバーマウントも付属)
- デフォルトだったスマート記録はなし
- ナビゲーション画面の検索機能はなし
- トレーニングプランの一部機能(コース、ワークアウト、天気)はなし
- パワーガイド機能はなし
- Acute Load(短期的負荷)機能はなし
- サイクリングダイナミクスはなし
- トレーニングステータス(プロダクティブ、アンプロダクティブなど)はなし
- トレーニング負荷機能はなし
- レースイベントカレンダーはなし
- プライマリレースイベントはなし
- ClimbPro Exploreはなし(通常のClimbProは使える)
- Wi-Fiなし
- 駆動時間:14時間(5Hzモード)/26時間(セーブモード)
- 32GB タッチスクリーンはなし
- 399ドル(北米)
出典:Garmin’s New Edge MTB Cycling GPS Review: How’s It Different?
Edge MTBは・・・MTBerに響くかい?
ズラッと並んだ機能を眺めるに、ダウンヒルやエンデューロなど、ガチのMTBの人には嬉しいかもしれません。その一方で・・・
普通のEdgeじゃダメなの?(ダメです)

ふじてんとか白馬とかでダウンヒルやエンデューロを楽しむ人には魅力的な機能が満載な一方で、あんまりダウンヒルとかしない人は、さてどうしましょう。
細かく記録する「5Hz」モードは魅力的だけど、なぜかダウンヒル限定だし、タイミングゲート機能も下り系の人には役立つかもだけど、押し歩くくらいゆっくり下る人には意味ないし・・・。
MTBをロードバイクのように移動手段として使う僕のような人間には、うむむむ、Edge MTBは興味深い立ち位置にいます。DC兄さんも「do they require their own standalone MTB-specific device?(MTBに特化したデバイスが必要なの?」と首をかしげておりますな。
専用・専門のサイコンを出すくらいだから、それだけの何かがあるのだよね、多分きっと。普通のEdgeじゃコト足りない何かが・・・
まぁ、よく分かりません。北米はMTB天国と聞いておりますし、きっと凄いニーズなのでしょう。日本はそもそも走れるところがない(ある)ので、MTB業界的には特殊なのかもしれません。
という訳で、SDA王滝を目指す人には役立つ・・・かな、どうだろう(-_-;) ガーミンからMTBに特化したサイコン「Edge MTB」が出るようです なお話でした。
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