
みんな大好きスペシャのRovalホイールがアップデートされて、さぞ大盛り上がり!! かと思いきや、一部界隈がザワツイテいるようです。なんでヒソヒソザワザワしているのかと思ったら、その理由の1つが・・・リム幅! 特にリム内側の幅がコンサバなのではないかと言われているとかいないとか。へぇ、なんか問題あったかぇ?? そもそもリム幅(特に内側)が違うと何が違うのかすら知らんですよ。こんなときはGCNに聞いてみよう。
リム内幅が違うと何が違うの?
ワイド化するのはタイヤが先か、それともホイールが先か? いやいや、オレがワイド化だ! と名乗りを上げるワタクシにGCNがワイド化の効果効能を教えてくれました。
Does Rim Width Make A Difference?
その動画がこちら。「Does Rim Width Make A Difference?」なので「リム幅で違いはあるの?」という、まさにワイド化する我が疑問に正面から答えてくれます。
内容は、グラベルバイクのホイールを使ってのリム幅の解説と幅違いの検証なんですが、ロードバイクでもスライドして通用するお話でありましょう。
リム内幅がワイドになると
GCNによると、ワイドな内幅メリットはズバリ「タイヤの中の空気が増え、空気圧は逆に下げることができるのでクッション性が上がり快適性が向上する」ですと。ほぇ、なんかMTBのときに似たような話聞いたことあるかもw
ジャイアントのHPにも書いてあります

GCNが解説していたのと同じことが僕の(僕の!)ジャイアントHPにもしっかり記載されています。曰く、「22.4mmのインナーリム幅は、タイヤの接地面積を拡大し、トラクションと衝撃吸収性を向上」ですと。
マジかよ。。。「ISP(シートポスト一体型)のロードバイクは乗り心地がよろしくない」という前評判を知りつつ、実際にTCRに乗ってみると「いや、そんな悪くないけど(・_・;)??」と感じていたのは、ひょっとしてキミ(ワイドな内幅)のおかげ??
TCRの乗り心地はタイヤの性能とチューブレスによるものだと思っていましたが、ひょっとしたらワイドな内幅も影響していたのかもしれません(分かりませんw。
リム内幅がワイドになることのメリット(おさらい)
ちなみに、↑のGCN動画ではワイドなリムとそうでないリムを乗り比べ、快適性と速さの両方で違いがあったそう。もちろん良かったのはワイドなリム。「新しいホイールを探しているなら、絶対ワイドなリムにすべき」とまとめています。
ワイドリムのメリットとデメリット

念のため、ワイドなリムのメリットをDTスイスにて復習しますと、↑の通り。
【メリット】
- 接地面積拡大による転がり抵抗の低減
- 接地面積拡大による安定性・操作性の向上
- タイヤのワイド化による快適性の向上(ワイドなタイヤによって空気圧を下げることができ、路面の凹凸を吸収)
- コーナリング時のトラクション向上
【デメリット】
- リムとタイヤの素材が増えたことによる重量増・加速力の低下
- フレームとワイドリム/タイヤの適合性(タイヤの最大幅はショップに要確認)
ふむふむ、ワイドな内幅リムにはメリットがいっぱいなのね。そりゃぁ新型ロヴァールが(やや?)コンサバ狭めな内側リムを出してくりゃ界隈ざわつくでありましょう。我がTCRのSLR 0 40(22.4mm)より狭いものね。1.4mmの差をどれくらい感じ取れるのか分かりませんが・・・(-_-;)
以上、えっワタシのリム狭すぎ!? 新型Rovalホイール登場で学び直す、リム内幅が広くなることのメリット(とデメリット)のお話でした。
コメント