
土日+祝日スタートに、週明けのドタバタが加わって、日課のブログを書くのがこんなにも遅れてしまった(◎_◎;) 気を引き締めて、早速に振り返ってまいりましょう!
11月に入ったばかりの最初の連休は自転車満喫&乗りまく・・・ってない! ぐぬぬ、政令指定都市・静岡の奥の奥までジムニー運転しただけで終わってしまった。という訳で、本日は静岡市の最奥・田代調整池に行ってみた(ジムニーで)のお話です。
田代調整池を知ってるかい?
マンネリ化が激しい昨今のライド事情を何とかすべく、日々ツイッターなどなどで情報集めをしておりまして、その中で「おぉ行ってみたい!」とビビッと来た場所がありました。
静岡市の田代調整池に行ってみたい

その場所とは静岡市にある「田代調整池」という池。白神山地の青池や北海道の神の子池など、名だたる観光名所を彷彿とさせるようなエメラルドグリーンな湖面があるというのです。
しかも県庁所在地・静岡市内というアクセスの良さ!静岡駅から直線距離でわずか・・・110km(-_-;)
どういうことだよ、東京都とか神奈川県を横断してしまうくらい遠いじゃないかぃ。政令指定都市なのに都府県並みに大きいって、静岡市、版図広げ過ぎだろう。
静岡探検はジムニーの出番だ!
静岡駅からでも遠い彼方の田代調整池にどうやってアプローチすればいいのか!? 心配ご無用。なぜなら今のワタクシには鬼に金棒・どこでも走れるジムニーがいるのです。
事前に道路状況をチェック

予定ルートは、井川ダムの手前(といっても10kmくらいある)にある長島ダムに停めやすそうな無料の駐車場があるので、そこを拠点に設定。長島ダムから山じゅう商店を抜け、井川ダムに出て、田代調整池を目指す算段です。
長島ダムから田代調整池までの距離は片道60km。田代調整池の手前の畑薙ダムまでは舗装路で、畑薙ダムから先の林道東俣線はストリートビューによると一部グラベルがあるっぽい。通行可能か静岡市のHPで確認したところ、車両は許可が必要ながら徒歩および軽車両(自転車含む)は通行可能とありました(⇒出典)
これはイケるで、行ったるで田代調整池(゚∀゚)! という訳で、MTBをジムニーに押し込んで東京を後にしたのでありますよ。
ジムニーでクルマ社会の洗礼を受ける
このオクシズ探検の旅は、ところがどっこい初っ端から大変でした。クルマは便利なんだか不便なんだか・・・(;´Д`)
このわずかな距離を越えられません

まず大変だったのが東京から静岡までの道のり。普段なら2時間半もあれば到着できるのに、この日このときは連休&大雨&大雨による事故のトリプルパンチ。事故渋滞で東名が動かなくなってしまったので、箱根まで迂回して静岡に向かいましたでありますよ。
静岡に着いたら、次は田代調整池アタックの拠点に定めた長島ダムの駐車場を目指します。国道362号線経由で約50kmなので、ここまで来れば後は楽しい自転車の時間・・・のはずが!!
長島ダムから先、山じゅう商店のところで井川ダムに通じる道が通行止め(◎_◎;)! 山じゅう商店から井川ダムって、ホント目と鼻の先。わずかな距離なんです。でもダメ。クルマは当然ながら、徒歩も自転車もダメ。井川ダムに行くにはグルっと来た道を戻って迂回しないといけません
静岡市の蛇塚? あそこはヤバいよ!?

迂回ルートは最短でも3時間。しかも、この道が、まぁまた凄いこと凄いこと。国道にもかかわらず、ふた桁県道にもかかわらず!! ナンスカこの道、静岡県。


国道なのに斜度12~15%とか! 県道なのに林道っぽさ満点とか!! やばい、めっちゃ楽しそうw ここを自転車で走るでも良かったかもしれない。次回ルートはシンプルに静岡市の山中を彷徨ってみたい気がします。
ちなみに国道362号線のヤバいところ(斜度的に)は「蛇塚」というらしい。はて、なんか聞いたことある・・・と思ったら、2019年に監督に連れてきてもらったところだ(⇒参考記事)! うはは、当時はよく分からないまま上ったけど、ジムニーで改めて上ってみると、ありゃぁ自転車で走る場所じゃないな(斜度的に)。運転してても楽しいはずだわwww
田代調整池、いつたどり着けるのか
楽しい思い出を反芻しつつ、井川ダム目指してさらに3時間。もう僕に自転車乗る体力はありません(;´Д`)
8.3kmで通行止めだよ!

井川ダムから田代調整池まで片道50kmほどあります。しかし東京から静岡まで迂回して4時間半、静岡から長島ダムまで1時間半、さらに長島ダムから迂回して井川ダムまで3時間、計9時間ジムニー運転し続けて、borikoはもうクタクタです(;´Д`)
井川ダムから田代調整池まで自転車乗るのは諦めて、田代調整池にグッと近い畑薙ダムから出発することに。畑薙ダムが林道東俣線の起点でゲートがありますで、ちょうど良いでありましょう。それでも畑薙ダムから田代調整池まで片道25km以上ありますで、果たして走り切れるのか・・・

と思っていたところ、ゲートのオジサンがひと言。「この先8.3kmで通行止めだよ(^ω^)」ですと。
通行止めの現場を見に行ってみよう


なに~、残存体力ゼロの僕としては喜んだらいいのか、ホッとすればいいのか、それとも地団駄踏んで悔しがるべきなのか。

せっかく静岡市を縦断して、ここまで来たので、行けるところまで行ってみよう、紅葉も少し始まってるし・・・とMTBを漕ぎ出した瞬間に8.3km地点の第2ゲートに到着。ここで門番の人に改めて「歩行者・自転車はダメ」と告げられたのでありました。
HPにしっかり書いてありますよ(´_ゝ`)

ちなみに、林道東俣線の8.3km地点の通行止め情報ですが、しっかり静岡市のHPに書いてございます(⇒出典)。「通行再開の見込みも立っていません」とは、なかなかの意志を感じる表現で、実は田代調整池にたどり着けない可能性がある(高い)ことは出発前から知っていたのだ・・・ウソじゃないよ、ホントだよ:(;゙゚”ω゚”):
ホントにHP見て知っていたけど、現地行ってみないとどうなっているか分からないじゃないですか。でも、よもやまさか、井川ダムの手前が通行止めとは知らなかったよ。田代調整池がダメなら、近くの林道か井川ダム周辺を走ろうと思っていたのに、その思惑は、当初の狙い含めて、全部が全部潰えたのでありました。
おかげで、ジムニーをほぼ丸1日運転するチャンスを得ることができました。静岡市の奥地とか、日本の奥地に踏み入るにはジムニーくらいの小ささと走破性がないと厳しいですな。凄いぞジムニー、田代調整池にいた工事関係者のクルマの大半がジムニーだったことも、ジムニーの凄さを物語っている気がしたでありますよ(*´ω`*)
以上、静岡市の奥の奥で実感したジムニーの凄さ! 静岡の「青池」 田代調整池を目指すMTBライドはジムニーだけで事足りました(-_-;) なお話でした。ジムニーなら僕らがMTBで行く道はたいがい走れることが分かってしまい、MTBの立場が危うくなっている気がします(-_-;)

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