その自転車用語、日本以外じゃ通じない!? ロードバイクとマウンテンバイクで学ぶオモシロ英単語&英語表現

自転車のおもしろ英語
ロードバイク乗ると、英語も自然に勉強できるよ(゚∀゚)!

ロードバイクのブログを始めたおかげで、いろいろな海外情報に触れるようになりました。おかげで、「へぇ~」と思うような新出単語や表現を学ぶことができ、語学の勉強にもなる自転車は一石二鳥(*´ω`) という訳で、自転車に関連するユニークな英語表現をピックアップしてみました。

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「パンク」は「パンク」とは言わない!?

まずはロードバイク乗りなら誰もが経験ある「パンク」。英語で書くと、「punk」?「pank」? それとも??

「パンク」は「フラット(flat)」

パンクはパンクじゃ通じない(@_@;)

ずばり、「パンク」は元の単語を勝手に略した和製英語ですね(;^_^A 元の単語は「puncture(パンクチュアー)」かと。海外で「パンク」と言っても通じません。「punk(このちんぴら野郎!)」と捉えられてケンカになるかもしれません(-_-;)

ちなみに、「puncture」もあんまり言わない、聞かない、かも。。。

一番耳にするのは「flat(フラット:平らという意味)」です。「I got a flat」みたいに使います。

辞書を引くと、「パンク」という意味で「blowout」が出てきますが、「blowout」は走行中のパンクに対してはほぼ言わないかと。空気入れの際、空気入れ過ぎたり、チューブが噛んだりして破裂したときに使うと思います。

「ハンガーノック」が通じるのはごく一部の国だけ

続いては、自転車初心者のとき誰もが陥るこの現象、お腹が減って動けなくなる「ハンガーノック」

「ハンガーノック」は南アフリカ由来の言葉?

ハンガーノックも通じない(◎_◎;)

「ハンガーノック」を使うのは、ひょっとしたら日本だけ?? 和製英語かと思うくらい「ハンガーノック」はイギリスやアメリカなどの文献では出てきません。

正確には「bonk(ボンク:たたく)」や「hit the wall」と言います。もし海外で「ハンガーノック」になったら、「I am bonking(I hit the wall)」と言えばパーフェクト。

では、「ハンガーノック」はどこから来たのか、というと、wikipediaに書いてありました。

1960年代の南アフリカの自転車選手が使用した”hunger knock”、”hunger bonk”、”bunger honk”という言葉に由来している。

ハンガーノック

へぇ~、「ハンガーノック」の語源、本当でしょうか? 「Hunger knocked me down(お腹が減り過ぎて立てない」のような言い回しが短くなったのかな?? とても興味があるところ。

ちなみに「bonk」には、俗語的に「性交する」という意味もあるのだとか・・・。英語は難しい(-_-;)

マウンテンバイク用語はカオス

ロードバイク用語は、僕自身が慣れてしまったせいか、目新しい新出単語や突飛な表現はあまりなく、普通の英語を読む感覚で理解できます。ところが、マウンテンバイクは言葉の使い方からしてまったく違う世界

マウンテンバイクの必須単語「gnarly」

gnarlyってこんなに頻繁に使う言葉だったっけw

マウンテンバイク動画やMTB関連の記事で必ず登場する単語のひとつ、それが「gnarly(ナーリー)」です(gは発音しない)。

意味は「非常に危険でテクニカル(でも楽しい)」だそう。

「gnarly」を辞職で引くと、「非常に良い、すごい、素晴らしい」、「非常に悪い、ひどい」と両極端の意味が出てきます。どっちやねんw

MTBで「凄い!」と表現する方法は独特

MTBは貶しているんだか褒めているんだか分からないw

そして、もう一つ驚いたのが、褒め称えるときの表現方法。「Dope」「Rad」「Sick」がどれも誉め言葉なのは驚きましたw ※Dopeはヤク、マヌケ/Radは過激/Sickは病気の意味

さらに付け加えるならば「pimp」という言葉も誉め言葉。主にコンポや自転車に対して使うようで、「His new bike is pimp(アイツの新しいバイク、すげー)」みたいな感じ。

ちなみに「pimp」の元の意味は「ポン引き(売春をあっせんする人)」「ヒモ」だそうです(-_-;)

マウンテンバイク、どうしてこうなったw

という訳で、これは序の口、ほんの触り、もっと面白い単語・表現を収集していこう(*´ω`) ロードバイクとマウンテンバイクの新出単語を学んでいくだけでも自転車を楽しめる! なお話でした。ロードバイクの普通さ(教科書英語でも追える)に対して、MTBの表現はエラい砕けているように感じるのですが、はてさて何でだろう??

ストリートカルチャーの影響を色濃く受けているとか、メーカーがアメリカばかりでアメリカ(米語)の影響力が強いとか、何か理由があるのでしょうか?? う~む、とても興味深い、興味深いぞ(゚∀゚)!

コメント

  1. boriko より:

    るーちょさん、ありがとうございます。

    MTBを始めた人、初めて知りました(@_@;)!
    結構最近の出来事なのですね。

    ウィキ調べながら、「ロードレース界の堅苦しさをわずらわしく思い・・・」とあるので、ここら辺の自由な感じが言葉遣いその他を含めロードとは一線を画すのかもしれませんね??
    とても興味深いであります(*´ω`)

  2. るーちょ より:

    sickは日本のヤバイ、ヤベェとほぼ同じですね。
    punctureとflatでは若干、意味が違うんじゃないですかね。
    punctureはエア漏れしている最中で、flatはエアが抜け切ってペシャンコに潰れた状態じゃないのかなぁ?と。

    それから、bikeは自転車の事でmotorcycleでは無いと言う人が居ますが、これは会話の内容から、どちらでも使えますね。
    ハリウッド映画でも良くmotorcycleを指してbikeとかmy bikeと云う台詞が出てきますから。

    MTBはゲイリーフィッシャーがビーチクルーザーを改造したのが元祖らしいので、アメリカの文化なんですかね?

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