チューブ交換だけでロードバイクが100gも軽量化! TPUチューブでロードバイクをヒルクライム決戦仕様にしてみよう!

ロードバイクをヒルクライム決戦仕様にしよう!
ロードバイクをヒルクライム決戦仕様にしよう!

ロードバイクで、特にヒルクライムを頑張りたいなら、一番の近道は軽量化すること! 人間本体の軽量化が一番ですが、ダイエットは肉体的・精神的にも厳しい。。。それならばロードバイクを軽くしてしまおうというのが本日のお話です。で、TPUチューブってどうなの!? どれくらい軽くなるの??

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TPU(ウレタン樹脂)チューブを買いました

Vengeのサイズ56という、大柄かつ重めのロードバイクでは軽量化は難しかろう・・・と諦めていたときが僕にもありました。でもちょっとお待ちを。まだまだベンジを軽くする余地は残されているみたいだぞ!?

チューブだけで100g近く軽くできるらしい

TPUチューブはどうでしょう?
TPUチューブはどうでしょう?

先日、ホイールをRapide CLXからAlpinist CLXに交換。これにより、カタログスペック上は1400g(Rapide)⇒1,248g(Alpinist)となり、150gほど軽くなったはずであります。

Rapideの前はCLX64(1,615g)でしたから、ホイールだけで購入時から最大367g軽くなったのでありますな。

足回り関連で、もうこれ以上できることはないかな・・・と思っていたら、まだあった(゚Д゚;) それがTPUチューブなるアイテム。チューブだけで100g近く軽量化できるんですと!?

TPUチューブを取り付けます

ではでは、早速にチューブ交換で足元のさらなる軽量化をめざしましょう! 無事パンクさせずに交換できるだろうか。。。(-_-;)

ブチルチューブと比べて1本あたり60~80g軽量化(◎_◎;)

軽さを実感できる薄さ。大丈夫だろうか。。。
軽さを実感できる薄さ。大丈夫だろうか。。。

交換するのはREVOLOOP(レボループ)の「RACE Ultra チューブ」という、わずか25gしかない軽量チューブ。もう、見るからにペラペラで、向こう側が透けて見えるほど!

僕がよく使うコンチネンタルのブチルチューブは重さが100gを超えております。ブチルチューブと比べると1本で75gも軽量化、前後だと150gも軽くなってしまうとな(◎_◎;)

ちなみに、これまた僕がよく使うビットリアのラテックスチューブは1本あたり85g。ですので、これまたラテックスチューブから交換すると1本あたり60g、前後で120gも軽くなってしまうんですと。

足元で120gの軽量化は凄まじいだすな(;゚д゚)ゴクリ…

バルブ部分を補強しました(念のため)

TPUチューブはバルブが弱いと聞きましたので
TPUチューブはバルブが弱いと聞きましたので

さて、このTPUチューブ、徹底した軽量化のためバルブも樹脂でできております。んで、一説によると、バルブ部分が弱いらしい!? 振動でバルブが動いて、チューブにかすかな裂け目ができたりとか、バルブそのものが壊れたりとか・・・。

取り敢えず不安は少しでも取り除いておきたいもの。という訳で、バルブ部分を両面テープで補強します(タイヤ装着した後、リム側からもテープでダブル補強しました)。

ペラペラで噛みそうで怖い

ペラペラすぎるTPUチューブ
ペラペラすぎるTPUチューブ

バルブ部分を何となく補強したら、あとはいつも通り装着するだけ。「装着前に嚙み込み防止で軽く空気を入れる際はタイヤの内側にチューブを入れてから」という注意喚起もあるようですが、取り敢えずチューブが高価でかつペラペラなので、取り扱い慎重にならざるを得ません。

アルピニストとGP5000の相性が非常によろしくない(固い)ので、めっちゃ緊張したではありませんか(;´Д`)

TPUチューブで軽さを実感

パンクさせてしまいそうな恐怖心を払しょくするため、ワインを5杯ほど飲んでチューブ交換。うひぉぃ、何とか交換できたっぽいよ!?

前後で95gも軽くなりました(∩´∀`)∩

前輪は65g軽量化!
前輪は65g軽量化!

ほど良く酔いが回ったところで、チューブ交換は無事完了(珍しい)。早速にビフォーアフターの重量比較をしてみたところ!!

こちら前輪! 1,035gから970gへと、一気に65gも軽量化(゚∀゚)!! うぉお、手に持ってすぐ分かる軽さになりました。

後輪は30gの軽量化
後輪は30gの軽量化

一方こちらは後輪! 1,340gから1,310gになり、こちらはマイルドな30gの軽量化。はて、なんで後輪のほうがマイルドだったろう??

まぁいいか。チューブ交換しただけで一気に95gも軽くなりましたで、これは実走が楽しみだ(゚∀゚)

ベンジも遂に7.3kg台(゚∀゚)!

ベンジが7.3kg台(゚∀゚)!
ベンジが7.3kg台(゚∀゚)!

TPUチューブとホイール込み込みでベンジはどれくらい軽くなったのか!? 気になったので測ってみることにしました。アルピニスト+TPUチューブを装着してベンジを吊るしてみたところ・・・

7.31・・・7.34・・・7.27・・・むむむ、安定しないので計測しきれません(;^_^A だいたい7.3kg台でよろしいか?

ベンジの完成車重量(CLX64装着時)が7.83kgとかでした(⇒参考記事)。ホイールをアルピニストに換え(-367g)、チューブをTPUチューブにした(-95g)ので、引き算すると計算上は7.368g! おぉ、手元計測とだいたい同じであることが分かりましたです。

いやぁ、軽くなったなぁベンジ(^ω^) これでヒルクライム、もう少し上れるようになるといいな。今週末ヤビツで試すのが楽しみたのし・・・なに~、週末雨ですと(◎_◎;)! こんな時に限って~!!

以上、チューブ交換だけで100gも軽量化! TPUチューブでロードバイクをさらにヒルクライム決戦仕様にしてみよう! なお話でした。

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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