2025年のロードバイクトレーニングはどうなる? 世界で活躍するトッププロの最新トレーニングトレンドを調べてみた!

ロードバイクトレーニングのトレンドを追う
ロードバイクトレーニングのトレンドを追う

フレーム、ウェア、テクノロジー、もちろんトレーニングも、ロードバイクの流行をつくっているのは間違いなくトッププロです。例えば、近年脚光を浴びたゾーン2トレーニングも、長年行われてきたものが2020年台の最新の科学的見地をもとに蘇ったもの。そんなロードバイクの流行の源泉であるプロ選手は、今年2025年、どんな新しいトレンドを生み出してくれるのか!? ジロやツールで第一線を走るプロが、今の今、2025年のシーズン本格幕開けを控えて取り組んでいるトレーニングを、僕たちのGCNが深掘りしています。

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What Training Are The Pros REALLY Doing In 2025?

GCNはスポンサーが変わって、成果物に幅というか自由が出て来たでしょうか? 今回ご紹介する動画「What Training Are The Pros REALLY Doing In 2025?」も、今までとちょっと違う、ジャーナリスティックな仕立てになっています。

2025年、プロが本当にやっているトレーニングとは!?

タイトルは「What Training Are The Pros REALLY Doing In 2025?」でありまして、直訳するなら「2025年、プロが本当にやってるトレーニングとは?」という感じでしょうか?

内容はタイトルどおり、現在のトッププロが行っているトレーニングについて。GCNのダンさんがUAEのパフォーマンス責任者ジェロン・スワートと、現役プロのジャック・ヘイグ(バーレーン・ヴィクトリアス)とトムス・スクインシュ(LIDLトレック)にインタビュー。単刀直入に「何やってるの? 昔とどう違うの?」と聞いています。

パフォーマンス向上に向けた今年のトレンド

詳細はぜひぜひ動画をご覧いただくとしまして、本記事ではざっくり、重要と思えるポイントを箇条書きで拾っていきます。個々のワークアウトは15年前、あるいは20年以上前と変わらない。では何が変わって、ロードバイクのトレーニングはここまで進化したのでしょうか!?

今年の流行と進化し続けるロードバイクトレーニング

ではでは、早速に動画に出てきた内容を箇条書きにてご紹介。ざっくりの要約なのでご容赦を。

(箇条書き)今年のトレーニングトレンド

  • 近年流行したゾーン2トレーニングや、今年の流行(とVeloニュースが取り上げている)「40/20インターバル」は、GCNのダンさんが現役時代にすでにやっていたワークアウト。 現代の大きな違いは乳酸値を即座に計測し、指定のゾーンで練習できているか管理していること。
  • トレーニングゾーンを正しく管理するために乳酸計測器を携行する選手もいる。
  • 練習量(時間・距離)は20年前と比べて少なく(短く)なっている(10~15年前は週30~34時間が当たり前だったが現在は15~25時間ほど。ただし、強度が高いため、完遂はするのは大変)。
  • 高地トレーニングが圧倒的に増加。
  • トレーニングキャンプも圧倒的に増加。
  • 低ケイデンス(SFR)練も復活の兆し(⇒参考:セップ・クスの動画
  • 選手の健康管理が著しく進化(血糖値、乳酸値、HRV)。
  • ただし、最も的確に選手のトレーニングへの適用を知る方法は「選手に直接聞く」こと(RPE)。
  • 引退する年齢は下がっている(という推測)。

僕ら市民アマチュア・ローディーが輝くには!?

生き馬の目を抜くプロの世界で、特に進化・進歩が目覚ましいのがモニタリング(とトレーニングキャンプ)、というのが↑のGCN動画の結論でした。こうしたトレンドを、さてはて、我ら一般ローディーはどう活用していけるのか!?

(仲間を出し抜くにはオイ)自分自身のモニタリングがカギだ

(仲間を出し抜くにはオイ)自分自身のモニタリングがカギだ
(仲間を出し抜くにはオイ)自分自身のモニタリングがカギだ

トレーニングはより体系的に、より「効果効能」にフォーカスする流れは引き続き強まりそう。ゾーン2を何時間やればいいとか、SSTで全部賄えるとか、そういう断片的な話ではないようです。

ここら辺の体系的なトレーニングは、もちろん自分で組み立てるでも良いですし、それこそ、現在日本で大絶賛・大流行中(!?)のトレーナーロードに頼るも良し。問題は、体系的なトレーニングに自分がどう反応・適応しているか、それをしっかり管理・把握することなのでありましょう。

プロの世界はモニタリングできる指標から、モニタリングの遂行、さらには出てきた結果をもとにしたトレーニングのカスタマイズに至るまで、とにかく徹底していて、磨きに磨きがかかっている模様。その結果が、ますます高速化するツールなどのレースに現れています。

では、僕らは自分自身のパフォーマンスを高めるために、何をどうモニタリングしていけばよいか? いち早くモニタリングを導入し、その結果を活用していく人ほど、成長が早いでありましょう。

チームメイトが突然速くなった!? それは多分、練習の変化だけでなく、モニタリングをコッソリしっかり始めているから、かもしれません(´_ゝ`)

以上、2025年のロードバイクトレーニングはどうなる? 世界で活躍するトッププロの最新トレーニングトレンドを調べてみた! なお話でした。界隈で流行している「血糖値モニター」、うしし、ワシも頼んじゃうもんね(*`艸´)ウシシ

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