俺が危い! もてぎから那須までツール・ド・とちぎ第2ステージを試走しました

ツール・ド・とちぎ第2ステージは俺が危い!?

ツール・ド・とちぎ第2ステージは俺が危い!?

「ツール・ド・とちぎを試走して観戦スポットを見つけよう」大作戦! 第2ステージのコース調査から始まったこの大作戦ですが、宇都宮からスタート地点の茂木町までの目測を大幅に見誤ってしまいました(;´Д`) 当初の予定より1時間以上も遅れたツール・ド・とちぎ第2ステージの視察、果たして良い観戦スポットは見つかったのか!?

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ツール・ド・とちぎ第2ステージをオサライ!

まずはコースを振り返りましょう、そうしましょう(*´ω`*)

第2ステージは(一応)山岳ステージ

大会HPにルートラボのコースが掲載されていて、とても便利^^ 僕たちもこのコースをダウンロードして走った訳です。ルートラボによると第2ステージはツール・ド・とちぎで唯一(?)の山岳ステージ。距離103kmに対して獲得標高は1400mちょいと、そこそこ上ります。プロの皆さんにとっては平地かもしれませんが、はてさて一体どんなコースなのでしょう??

茂木町から那須烏山へ

まずはスタート地点の茂木町から最初の小さな山を越えて、那須烏山までのルートから。

茂木町の市街地はパレードラン的に通り抜ける

茂木町をスタートする第2ステージ

茂木町をスタートする第2ステージ


茂木町の市街地をサクッと通過

茂木町の市街地をサクッと通過

茂木町の市街地、昔ながらの倉があったり、城跡(?)があったりで、なかなか趣があります。そんな市街地をサクサクっと通過。おそらく本番でも、市街地はパレードラン的になるのかしら??

スタート直後からのどかな風景に

スタートして数分でこの景色!

スタートして数分でこの景色!

スタートしてほんの数kmでこの景色! 里山に囲まれたのどかな景色をバックにUCIレースが行われるなんて、すごいムネアツです(≧▽≦)

スタートから10kmで最初の上りに

最初の小さな上りは山というより丘?

最初の小さな上りは山というより丘?


地図で見るとここら辺

地図で見るとここら辺

第2ステージは基本、上り基調です。んで、スタートして10kmで最初の上りに到達。と言っても、標高差は数十mで非常に軽いもの(ルートラボ調べ)。地図で観ると、ルートラボのキャプチャ画像のところら辺です。

那珂川で未舗装地帯が!!

さぁさぁどんどん進みましょう! 山の本番はこれからです(`・ω・´)

那珂川にかかる橋が路面工事!

那珂川にかかる橋が舗装工事中!

那珂川にかかる橋が舗装工事中!


工事区間

工事区間

最初の小さな山を越えると那珂川に下りてきます。そこを抜けて標高差100mちょいの山を越えると那須烏山。。。なのですが、なんと那珂川にかかる橋の手前が激しく路面工事中! おぉぉ、あと2週間もないですが、終わるのかしらん(;´Д`) 完全なパベ状態でございます。場所はルートラボのキャプチャ画像のところら辺です。

那須烏山手前の細かな上り区間

那珂川を越えるとしばし、上りと下りが連なる尾根区間に。ここは案外良い観戦ポイントかもしれません。

牧野付近は観戦しやすいかも

牧野の交差点はオススメ観戦エリア

牧野の交差点はオススメ観戦エリア


尾根区間は道が狭く、観戦注意

尾根区間は道が狭く、観戦注意


ポプリというカフェは良い観戦場所

ポプリというカフェは良い観戦場所


牧野の場所はここら辺

牧野の場所はここら辺

ルートラボで見ると「牧野」という地名あたりでしょうか。5~7%の上り基調で選手の速度が緩み、比較的市街地に近くてアクセス良好、道も広いので観戦しやすいかも。ただし、尾根区間に入ると下りがあったり、道も極端に細くなるので、観戦は危険。尾根で観るなら、上り切ったところに「ポプリ(だったかな?)」というログハウス風のカフェがあるので、そこがオススメかもしれません。

ツール・ド・とちぎの洗礼を食らう!

順調にひと山ふた山越えてきた我々。まだ30km足らずですが、この分なら楽勝楽勝♪・・・と思っていたときが僕にもありました:(;゙゚”ω゚”):

久しぶりに走行中のパンクを経験!

マビック・キシリウムがパンク!

マビック・キシリウムがパンク!


携帯ポンプで空気入れるのって大変w

携帯ポンプで空気入れるのって大変w

山を下って、もうちょっとで那須烏山に入ろうというところで、デゲンコさんの後輪がスローパンク! むはー、まさかまさかのチューブ交換大会ですよ(;´Д`) ワタクシ、正直上手にできるか不安だったのですが、マビックのタイヤとホイールはエラい交換しやすいのぅ。おかげで問題なくチューブ交換に成功! むしろ空気を入れるほうがすごい大変(;^_^A メッチャクチャ頑張っても5Bar入れるのがヤットでありました・・・。

まぁ、デゲンコさん軽いから5Barも入れば十分か、OKOK。という訳で旅は続行です。ちなみにタイムロスは30分ほどなり。

那須烏山から先が地獄だった・・・

さてさて、スタートから30km。ようやく那須烏山にたどり着きました。しかし、ここからが地獄だった・・・(; ・`д・´)

那須烏山、メチャ寒い・・・

那須烏山に近づくにつれて風が強くなってきました

那須烏山に近づくにつれて風が強くなってきました


那須烏山に到着。駅舎が新しくなってた

那須烏山に到着。駅舎が新しくなってた

茂木町をスタートしたときはあんまり気付かなかったのですが、那須烏山に入ると暴風です(;´Д`) おかげで寒い、メチャ寒い・・・。花粉症対策を怠っていたワタクシ、折からの体の芯から冷える寒さにやられて、鼻水と寒気が止まらない、止まらない:(;゙゚”ω゚”): 頭もボーっとするしで、こりゃぁ低体温症みたいな感じですわよ。。。

ひたすら強い向い風の那珂川町

向かい風がその後の明暗を左右することに

向かい風がその後の明暗を左右することに

とは言っても、残りは70km。「何とかなるべぇ」と楽観して進んだ僕たちを待ち受けていたのは、ひたすら吹き荒れる、止むことのない向かい風。どんなに漕いでも漕いでも、出せる速度は20km/hとかwww ただでさえ平地が苦手なワタクシ、向かい風はさらに苦手で、ホント死ぬ思いでございます(;´Д`) この向かい風が僕たちの命運を握ることになるのであります。。。

那珂川町は日本で最も美しい村だった!(?)

僕たちが瀕死状態で進んでいた那珂川町。何やらアチコチに謎の看板が立っています。曰く「日本で最も美しい村」なんだとか!?

那珂川町が「日本で最も美しい村」なワケ

はて、なんで那珂川町が「日本で最も美しい村」なんでしょう(そもそも「町」だけど・・・)?? 実際、景色はキレイなんですが、はてさて「最も」と他を凌駕する理由はなんじゃらほい??

「日本で最も美しい村」連合が選ぶ美的農村

道の駅で理由を聞いてみた

道の駅で理由を聞いてみた

あまりに気になったので、運よく見かけた道の駅ばとうで聞いてみたですよ。それによると、「日本で最も美しい村」というのは、そういうNPO法人があるそうで、人口1万人以下、地域資源が2つ以上あることが選定条件なのだそうな。また、その地域資源を活かす活動が盛んであることも重要なんだとか。

NPO法人「日本で最も美しい村」連合(商標登録済)( 通称、美しい村連合)は、2005年に7つの町村からスタートしました。当時は、いわゆる平成の大合併の時期で市町村合併が促進され、小さくても素晴らしい地域資源や美しい景観を持つ村の存続が難しくなってきた時期でした。私たちは、フランスの素朴な美しい村を厳選し紹介する「フランスの最も美しい村」運動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動をはじめました。

出典:「日本で最も美しい村」連合とは

那珂川町が「日本で最も美しい村」に選ばれた理由

那珂川町が「日本で最も美しい村」に選ばれた理由は、那珂川町小砂(こいさご)にあるようです。伝統の技「小砂焼・菊炭」という陶芸と、それから派生した芸術活動がとても盛んなのだそうです。ほげぇ、シランカッタ(;´Д`) グルメばかり追い求めていたワイ猛反省orz

小砂地区のある那珂川町は、栃木県北東部に位置し、総面積(192.78km2)の64%が森林で覆われた山村の町です。山間部にある小砂地区は8集落で構成され、大同元年(806年)に開山された東光寺、大治4年(1129年)に創立された示現神社などの歴史的建造物が点在し、温泉も湧出する緑豊かな里山です。首都圏や、日本でも有数のリゾート地・那須高原からも近く、里山の資源を生かした「芸術と文化の里づくり」に取り組んでいます。

出典:“那珂川町小砂”の魅力を知る

苦難のツール・ド・とちぎ第2ステージ

ではでは進みます、まだまだ進みます。だって、まだ50kmちょいしか走ってないだもの(;´Д`)

栃木名物・大谷石の街並みを抜けて

大谷石の街並みが至るところで見られます

大谷石の街並みが至るところで見られます

栃木を縦断するツール・ド・とちぎ第2ステージ。途中で面白い街がありました。栃木の名産である大谷石を使った蔵造の家や昔ながらの木造家屋が立ち並び、その軒先に「仕立屋」とか「辰巳屋」とか「八百屋」とかの看板が立っております。ホントに八百屋や仕立屋かどうかは分かりませんww

はてさて、なんて名前の街だったかなぁ(;´Д`) 小さな町だったし、時間に追われ始めたもんですっ飛ばしてしまった、残念無念。那珂川町の道の駅の手前だったかなぁ、どうかなぁ・・・

鼻水、上り、向かい風の三重苦!

向かい風と鼻水が止まらない!

向かい風と鼻水が止まらない!

那珂川町を過ぎると(那珂川町は結構広い)、あとはひたすら上り基調。ただでさえ猛烈な向かい風で20km/h出すのがヤットの状態で、さらに上り基調と来たもんです。オマケにワタクシ、鼻水が酷くなるばかり。具体的な描写は避けますが、このツール・ド・とちぎ試走で、手鼻をかむ技術がとても上達したことは申し伝えておきましょう(*´ω`*)

雲岩寺、そして無念のDNF・・・

いよいよ山深く、気温は低くなってまいりますと、突然荘厳なお寺に出くわしました! その名も雲岩寺(雲巌寺)。

「俺が危い」雲岩寺

雲岩寺の立派な門!

雲岩寺の立派な門!


謎の看板「俺が危い」

謎の看板「俺が危い」

観てください、この立派な門!! デカイ、カッコイイ!! 雲岩寺手前は下り基調ながら、バス停があるなど、観戦スポットにも最適(アクセスは車が必須)。お店とかはありませんが、多分、なくても十分楽しめるかと。あと、ここのバス停以降、不思議な看板が多くありましてなw 曰く、「俺が危い」看板! オレ、俺ですか!?www

やっぱり「俺が危い」DNF・・・(´・ω・`)

道の駅「東山道伊王野」でDNF記念の玉こんにゃく

道の駅「東山道伊王野」でDNF記念の玉こんにゃく

雲岩寺を過ぎて、この日の最高到達点(標高460m)にたどり着きます。ワタクシ、この時点で向かい風と寒さ、鼻水の影響でヤヴァイ、ヤヴァイ(;´Д`) 日没の時間になりまして、道の駅「東山道伊王野」で休憩したとき、デゲンコさんに「こりゃぁ完走ムリ」を申告。無念のDNFを決定したのでありました(´・ω・`) ぐぬぬ、無念無念orz

ツール・ド・とちぎ第2ステージのまとめ

という訳で、ツール・ド・とちぎ第2ステージはゴール地点の道の駅「友愛の森」にたどり着けず(´;ω;`)ウゥゥ 負けた、負けたよ、とちぎに負けた( ノД`)シクシク…

レースの分かれ目は風

レースの明暗を分けるのは風、かもしれない

レースの明暗を分けるのは風、かもしれない

この日が特別の強風だったのか、それともいつもこんなに風が強いのか・・・。詳しいことはよく分かりませんが、とにかく風が強い! 翌日も結構な風が吹いていたので、この時期は強風なのでしょうか。ということは、基本向かい風基調になる第2ステージの勝負の分かれ目は・・・風、かもしれません。上りは斜度・距離とも、プロ選手にとってそんなキツくないじゃないかな。多分、多分(-_-;)

オススメの観戦スポットは!?

ツール・ド・とちぎの観戦スポット、オススメは!?

ツール・ド・とちぎの観戦スポット、オススメは!?

んで、走ってみて思ったオススメの観戦スポットであります。やっぱり上りか市街地かなぁ。ただし、山はあまり眺望がよろしくないことを付け加えておきます。

オススメ① 茂木町(スタート地点)
オススメ② 那須烏山市など(市街地)※ただし高速
オススメ③ 茂木町~那須烏山の上り区間

ハイ、という訳で、ツール・ド・とちぎ第2ステージの試走体験でありました! くっそー、まさか100kmごときを完走できんとはwww まさに「俺が危い」で、ワイ、大ショックwww 次回は第3ステージをご紹介であります(`・ω・´)ゞ

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