埼玉県は“行田県”だったかも!? ロードバイクで埼玉発祥の地を探検!

行田市が凄いんです。その理由をご紹介
行田市が凄いんです。その理由をご紹介

行田市でゼリーフライ食べて銭儲け(*`艸´)ウシシ その目的さえ果たせば、行田は他に取り立てて書くことあるまい・・・と思っていたらトンデモナイ(◎_◎;)! 凄いぞ、行田、「埼玉の魂」がここにあったとは(; ・`д・´)

という訳で、全サイクリストにこっそり教えたい、ここが凄いよ埼玉県行田市の魅力!

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「のぼうの城」で有名な難攻不落の忍城(おしじょう)が凄い

まずご紹介したいのが、ゼリーフライの名店「駒形屋」からほんの数分でたどり着く忍城(おしじょう)であります。知ってます、忍城??

忍城はなぜ難攻不落なのか?

とても難攻不落には見えない忍城
とても難攻不落には見えない忍城

駒形屋から進むと、小学校のすぐ裏に唐突に現れる忍城(おしじょう)。とてもこじんまりした、何とも可愛らしいお城であります。

んがしかし、この忍城が凄い。難攻不落なんだって(◎_◎;)! ド平地のド真ん中で、防御に役立ちそうな自然の要害がない(ように見える)のになぜどうして!?

忍城のエピソードとしては、豊臣秀吉の小田原征伐の際、石田三成を総大将に、大谷吉継、長束正家、真田昌幸などの名だたる戦国武将が攻め立てるも落城しなかったことが非常に有名。この攻防戦は、小説・映画で大ヒットした「のぼうの城」で知っている人も多いのでは!?

行田市が戦国時代の激戦地だったとは・・・。ちょっと行田市、凄いのでは(;゚д゚)ゴクリ…

数度の城攻めを受けて、一度も落城しなかった要害堅固な城として知られる。戦国時代には関東七名城の一つ、1590年(天正18年)に豊臣秀吉の小田原征伐に伴い発生した攻城戦の際、豊臣方の水攻めに耐え抜いた逸話から浮き城または亀城と称された。

忍城|Wikipedia

行田市は日本古代史の中心地? 埼玉古墳群が凄い

難攻不落の「のぼうの城」だけではありません。行田市にはさらなる歴史ロマンがありました。それが埼玉古墳群! これがまた凄いの(◎_◎;)!

埼玉古墳群、一見するとただの丘。。。(-_-;)

丘じゃないよ! 古墳だよ!!
丘じゃないよ! 古墳だよ!!

チョット見てください、どこからどう見てもただの丘・・・ではありません。古墳ですよ古墳! 古墳に興奮(゚∀゚)!

先ほどの「のぼうの城」から、これまたほんの数分でたどり着く「埼玉古墳群」には「これでもか!」というくらい古墳がてんこ盛り。ちょっと、エライ人、行田市で死に過ぎじゃない!? と思ったり(; ・`д・´)

古墳群には、日本最大級の円墳(丸い古墳)の丸墓山古墳や、日本史で必ず出てくる鉄剣が出土した稲荷山古墳、関東最大級の二子山古墳などなど、バラエティー豊かな古墳があって、日本史好きにはたまらない内容です。

ちなみに、東日本最大の古墳は群馬県太田市の天神山古墳。古墳のサイズ的に埼玉古墳群の二子山古墳は東日本で10位なのだそう。

群馬に負けた、残念、埼玉(´_ゝ`)オシイ

埼玉古墳群は5世紀後半から7世紀初頭にかけて、大宮台地の北端に築かれた、前方後円墳8基、円墳1基並びに小円墳群で構成される、我が国を代表する古墳群で、全国でも突出した規模になります。 埼玉古墳群は前方後円墳の形態に強い規格性を持ち、古墳時代の地域の首長層と、中央のヤマト政権とのつながりや、当時の政治的動向、首長墓の展開を追求できるなど、古墳時代を研究する上で重要な遺跡として高く評価されています。

埼玉(さきたま)古墳群

前玉神社(さきたまじんじゃ)が埼玉だった

埼玉古墳群に感動したら、続いては「埼玉」発祥の地を訪れます。そうです、なんと行田市が「埼玉」生みの親。本来なら埼玉県は行田県になるかもしれなかったのです(; ・`д・´)

「埼玉」発祥の地・前玉神社

「埼玉」発祥の地がここです、前玉神社
「埼玉」発祥の地がここです、前玉神社

埼玉って、なぜ「サイタマ」っていうかご存じですか!? その理由、由来、原因がここ、前玉神社(さきたまじんじゃ)にあるんですって(◎_◎;)!

前玉神社は埼玉古墳群の中にある神社で、神社自体が浅間塚古墳の上に建てられています。

んで、なぜこの前玉神社が「埼玉」 の語源かというと、奈良時代の「正倉院文書」や「万葉集」にまで遡るそう。当時(700年代)、すでに「前玉」という地名が登場しており、「前」から「埼」に漢字が変化して「埼玉」になったんだって。

埼玉県の始まりが行田市にあったとは・・・行田市、もっと主張したほうが良いと思うよ、多分県外の人はほとんど知らないよ(; ・`д・´)

奈良時代の『万葉集』に「前玉」「佐吉多万」(さきたま)という記述があり、また、平安時代の『和名類聚抄』に「埼玉」「佐伊太末」(さいたま)という郡名がみられる。当時、既に「さいたま」と呼ばれていることが分かる。

埼玉県|Wikipedia

ちなみに、「さきたま(さいたま)」は「幸魂(さいわいのみたま/さきみたま)」に由来する説があるそう。幸せな魂なんて、とても素敵で良い名前じゃないか。埼玉にはもったいない(´_ゝ`)オイ

前玉神社は歴史も凄いが猫も凄い

よもやまさか、埼玉発祥の地を訪れていたとは知りませんでした。本当はそんな歴史探訪が目的じゃなかったのに(;^_^A 本当の目的?? それはね・・・(ΦωΦ)フフフ…

前玉神社はぜひとも訪れたい。なぜなら

前玉神社に来た理由は猫に会うため
前玉神社に来た理由は猫に会うため
4匹の猫が参拝者を出迎えてくれる
4匹の猫が参拝者を出迎えてくれる

前玉神社にぜひとも来てみたかった理由がコレ。猫に会いたいじゃないですか(´_ゝ`)

前玉神社では4匹の貴き猫がお出迎えしてくれるそう。「埼玉発祥の地」とか「古墳の上に建つ神社」とか、売りどころ&PRできる魅力がいっぱいあるのに、僕らが前玉神社の存在を知ったのが「ネコ」とはコレ如何に!?

前玉神社自体がネコ推しで、これは幸魂(*´ω`)

前玉神社もまんざらではなさそう
前玉神社もまんざらではなさそう
前玉神社の猫のお守りは絶対買いたい
前玉神社の猫のお守りは絶対買いたい
猫最中はもう絶対お土産にしたい
猫最中はもう絶対お土産にしたい

素晴らしい歴史がありながら、むしろ「猫」をアピールしてくる前玉神社。お守りも猫のお守りがあったり、手水のところには猫の埴輪!が飾ってあったりして、猫推しがアツい(*´ω`)

さらに神社入り口の和菓子屋さんには「猫最中」もあったりして、ちょっとナニコレ、幸せな魂であふれてる!

来れて良かった前玉神社。埼玉の心の奥底に猫への愛が隠れていることを、トクと感じることができました。行田市、また来なくては・・・ネコに会いに(ΦωΦ)…

以上、埼玉は行田から始まった! 歴史ロマンあふれる行田市サイクリングのお話でした。行田市は、ほかにも足袋が有名で、ドラマ「陸王」の撮影地にもなったのだとか。あと、街中に唐突に蒸気機関車が野ざらし展示されたりしていて、人口10万人以下の小さな街なのに、見どころがいっぱい。荒サイって、ちょっと脇道入るだけで、とんでもない歴史や発見があって楽しいですな。

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