Zwiftは大丈夫!? インドアサイクリング最大手「Peloton」の苦境に見るアフターコロナの室内ロードバイク事情

インドアサイクリングの未来をPelotonの苦境に見る
インドアサイクリングの未来をPelotonの苦境に見る

コロナ禍で大流行したのが、我らがZwiftをはじめとするインドアトレーニングです。自宅でいつでも気軽にレースやソーシャルライドできる手軽さで、一時の流行に終わらず、インフラとして定着してきた・・・と思いきや、今ここに来てインドアトレーニング界は新たな局面を迎えているそう。その象徴が、インドアトレーニング屈指の超大手「Peloton」で見て取れます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ご存じですか? 世界有数のインドアトレーニングプラットフォーム「Peloton」

そもそもPeloton(ペロトン)って何ぞや!? と思われる方もいるかもしれません。まずは企業のご説明とご紹介から。

300万アカウントのZwiftを超えるアプリがある!?

Pelotonって何?
Pelotonって何?

日本の、しかもロードバイク界隈だと、最も有名なインドアトレーニングはZWIFT、次いでTrainerRoadかもしれません。ところがアメリカ的にみると、もっとデカいコミュニティがありまして、それがPeloton。

Zwiftは会員数を公表しておりませんが、Forbesのインタビューに答えたEric Min(Zwiftの共同創設者・CEO)によると、「これまで300万以上のアカウントが開設された(※2021年2月の取材時)」のだそう。

RR: Let’s talk about some numbers. Are you publishing monthly active users yet?
EM:We’re not, but I can tell you a couple of tidbits. We’ve had over 3 million accounts created on the platform. We recently peaked around, I think 45,000 simultaneous users, but hundreds of thousands of customers are using Zwift on a daily basis. Our business has doubled in the last 12 months. Many digital businesses have in this environment. The level of engagement has really skyrocketed on the platform.

【抄訳】
(RR:ロブ・リード)
数字について伺います。月間アクティブユーザーは公表していますか? (EM:エリック・ミン)いいえ。でもいくつかの情報はお答えできます。これまで300万以上のアカウントが開設されました。最近はピークに達してきたようですが、45,000の同時接続があったりして、毎日、何百、何千ものユーザーがZwiftを利用しています。この12ヵ月間でZwiftの事業は倍に拡大しました。多くのIT企業が同じ環境にあり、プラットフォームへのエンゲージメントが急上昇しました。

Do You Even Zwift? The Indoor Cycling Platform Is Having A Moment

Pelotonは最も有名なインドアトレーニング、かもしれない

そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのZwiftを上回るのがPelotonです。マジカヨ、知らなかったw というワタクシのために公開されているPelotonのデータをご紹介。Pelotonすげぇよ!?

Brian Deanの「Peloton Subscriber and Revenue Statistics」によると、Pelotonの会員は590万人(◎_◎;)! Zwiftの倍!! 四半期の売上は$937 million!!

$937 millionってハウマッチ!? 100万かけて、えーとえーと・・・9億3,700万、円じゃないよ、ドルだよ!? ということはさらに現在の為替相場113円をかけると・・・

106,601,084,500円?? えっ、いくら?? 1,066億108万4500円!?

年間じゃないですよ、四半期、1/4でっせ(◎_◎;)

Pelotonやべーwww こんな凄いプラットフォーム、日本で・・・使ってる人いるのかな(・_・;)ムチデスマン

Key Peloton Stats and Figures
●Peloton has over 5.9 million members on the platform.
●2.33 million people subscribe to Peloton’s connected fitness membership.
●Peloton has more than 874,000 paying digital-only subscribers.
●134.33 million workouts are completed quarterly on Peloton.
●Peloton’s quarterly revenue is $937 million.
●Peloton has 51 instructors.

Peloton Subscriber and Revenue Statistics (2021)

Pelotonが直面する変化

あまりの凄さにPelotonの企業紹介で終わってしまいそうですが、本題はそこじゃなかった。実はPelotonが今、変化の荒波に揉まれているようなのです。

Pelotonの売上が・・・株価が(;゚Д゚)

Pelotonの株価が大変なことに
Pelotonの株価が大変なことに

インドアトレーニング・プラットフォームの超大手と申し上げても過言ではないこのPeloton、目下、株価が急降下(◎_◎;)!Bloombergによると、今年だけで43%も下落し、 つい昨日も3%下落したばかり。

2022会計年度の売上見込みも54億ドルから44~48億ドルへ下方修正され、それが昨日の下落に弾みをつけた模様です。

The fitness company — best known for its exercise bikes and remote classes — now expects sales of $4.4 billion to $4.8 billion in fiscal 2022, which ends next June. Less than three months ago, it had been predicting revenue of $5.4 billion.

Peloton Plunges After Pandemic Sales Boom Turns to Bust

アフターコロナの経済の再開がインドアサイクリングに与える影響

隆盛を誇ったPelotonが、なぜ突如悪戦苦闘するようになったのか!? それはアレです、アレ。コロナ、もう終わったじゃん(え、終わってない!?

Peloton反映と悪戦苦闘の理由はすべてコロナ

Bloombergの記事で、Peloton自身も認めています。「経済再開のインパクトを見誤った」と。

Peloton was a pandemic phenomenon, with customers flocking to home-exercise services during lockdowns. Now people are heading back to the office, school and gyms, sapping demand for the company’s equipment. Supply-chain constraints, as well as the soaring costs of commodities and freight, also are weighing on Peloton.

【抄訳】ロックダウン中に自宅で運動する人たちが集まるPelotonは、パンデミックの象徴のような会社でした。しかし今、人々はオフィスや会社、ジムに戻り始めており、Pelotonの機材に対する需要は下がっています。サプライチェーンの制限や日用品や輸送費の高騰もPelotonの重荷になっています。

Peloton Plunges After Pandemic Sales Boom Turns to Bust

対面式のジムは爆上げ(株価的に

対面式ジムの株価は爆上げですよ
対面式ジムの株価は爆上げですよ

コロナ・ブームに乗って急上昇し、コロナが落ち着くとともに下がる波に、まさに先陣切って乗っかったのがPelotonなのでありましょう。コロナを乗り越えようとしている今、コロナで苦しんだ対面式ジムは逆に息を吹き返してきています

それを証拠に、Planet Fitnessという対面式ジムの株価が爆上げ。月間ワークアウト数が目に見えて減少しているPelotonをしり目に、今年3月からずっと高値で推移し、FRBのテーパリング発言で経済再開の本格化が宣言された11月は爆上げも爆上げ。

株っておもしろ~w 世の中のことに俄然興味が出てきてしまいます(*´ω`)

俺たちはZWIFTを続けるよな!?

Pelotonの苦境は他人事ではございませんよ!? Zwiftもコロナで隆盛を極めたプラットフォームなのですから(; ・`д・´)

みんなZwiftにはお世話になったよな!?

Zwiftなくなったら困るでホントに
Zwiftなくなったら困るでホントに

Zwiftが今どういう状況にあるかは分かりませんが、大なり小なりPelotonの縮図とみてよろしいでございましょう。

コロナが過去のものになり、自由に、しかも大勢でリアルでワイワイ自転車乗れるようになったとき、果たしてインドアサイクリングはどうなるのか!?



まぁどうにも変わらないですかな!? Pelotonは知りませんが、特にZwiftはロードバイクのインドアプラットフォームの定番として着実かつ確実に地位を獲得しつつありますで、あとはどれだけ今のアカウントを維持する戦略と、新規を増やす戦略を上手いことできるか次第。

「Alpe50分切りで富士ヒル・シルバー」とかでしたっけ!? リアルの人気イベントと絡めるのはとても良いアイデアと思ったり(*´ω`)

そもそも、既存(レースも好きな)ローディーはZwift大好きですし、アフターコロナでもZwiftは続けていくのでありましょう。危機は常にあるけど恐れることなかれ、VCの醍醐味はこれからでありますな(中の人は大変でしょうが(;^_^A

以上、どうなるインドアサイクリング! 世界有数のインドア・プラットフォームPelotonの苦境に見るインドアサイクリングのこれから、なお話でした。しっかし、Pelotonの記事をとおしてコロナの出口が見えかかっていることを感じられて、何だか感慨深い気分です。凄い2年だったなぁ。。。

Author|著者情報
この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

borikoをフォローする
ロードバイク
スポンサーリンク
borikoをフォローする
Boriko Cycle|ロードバイク & マウンテンバイク ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました