富士ヒルに最適なケイデンスってある!? 富士ヒル直前だからこそ見直したい、ロードバイクのヒルクライムケイデンス

富士ヒル直前だからこそ見直したい、ヒルクライムのケイデンス!
富士ヒル直前だからこそ見直したい、ヒルクライムのケイデンス!

多くのローディーが楽しみ? 目標? にしている富士ヒルがいよいよ10日後に迫ってきました(゚∀゚)! 練習もいよいよ仕上げに入る時期なのでは!? 富士ヒルは20kmを超える長いヒルクライムです。そこで見直したいのが・・・ケイデンス!

本番まで10日しかないけど、今からでも遅くはありません。富士ヒル or ヒルクライムに最適なケイデンスを考えてみよう! なのです(*´ω`)

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ローディーを悩ます「高ケイデンス vs.低ケイデンス」問題にまた1つの答えが

なぜ富士ヒル直前になって「ケイデンスを見直そう!」と思ったかと言いますと、それは先日のヤビツの結果です。決して、GCNで面白い動画を見つけたからではありませんよ:(;゙゚”ω゚”):

Spinning Vs Grinding: What Is The Best Cadence For Climbing?

すみません、ちょうど良いトピックをGCNで見つけてしまったんです。これはブログネタになると思ってしまったワタクシをお許しください(;´Д`)

見つけた動画はこちら。「Spinning Vs Grinding: What Is The Best Cadence For Climbing?(高ケイデンス vs.低ケイデンス。ヒルクライムに最適なケイデンスはどっち?)」であります。

うん、まさに富士ヒル直前対策にピッタリのテーマ。これは観てみるしかありません(゚∀゚)!

ヒルクライムでより速く上れるケイデンスとは!?

GCNのパワーが凄い(◎_◎;)
GCNのパワーが凄い(◎_◎;)

GCNの動画では、高ケイデンス=95以上、低ケイデンス=60以下で実験。GCNプレゼンターとゲスト?のAndrew “The Twig” Featherさんの結果を比べています。

んで、結果が非常に興味深い。パワーで見ると、GCNプレゼンター(お名前・・・なんだっけ)が高ケイデンスで426W、低ケイデンスが335Wであるのに対し、Featherさんは高ケイデンス377Wで低ケイデンスが455W(◎_◎;)!

タイムも驚きの結果で、GCNが高ケイデンス7分39秒、低ケイデンスが9分15秒で、低ケイデンスのほうが2分近く遅い(◎_◎;)! 一方、FeatherさんはGCNより速く高ケイデンスが6分58秒で低ケイデンスが5分55秒で、あれあれ低ケイデンスのほうが1分以上も速いではありませんか(;´Д`)

ありゃりゃ、これではどちらが最適かなんて言えないwww 個人差が大きすぎて、「どっちがいい?」の結論を導き出せないではありませんか(;´Д`)

ケイデンス問題には答えがないのが答え?

GCN動画から分かったのは、「プレゼンター2人のパワーが凄い」ということだけ(;´Д`) ぐぬぬ、知りたかったのは“ヒルクライムに最適なケイデンス”だったのに・・・

High Cadence vs Low Cadence, Which is Better? The Science

グーグルに「高ケイデンスと低ケイデンス、どっちがいいの?」と検索してもピンポイントで答えを出してくれません(;´Д`) でもその代わりに、参考になる動画を示してくれました。それが「High Cadence vs Low Cadence, Which is Better? The Science(高ケイデンス vs.低ケイデンス、科学的に見てどっちがいい?)」であります。

ちなみに、この動画の作者はDylan Johnsonという方で、プロの自転車コーチの人。この人の動画、たくさんの論文を反論も含めて紹介してくれるので、とても勉強になります。

あと、アメリカ英語なので非常に分かりやすく聞きやすい。ワタクシ、GCNのブリティッシュ英語、聞き取るの苦労するでありますよ(;^_^A

自然に選んでいるケイデンスが最適なケイデンス

↑の動画でもさまざまな論文を引用して、高ケイデンスと低ケイデンスの違いを解説。しかし、高ケイデンスが良いという論文があれば、低ケイデンスのほうが優れているという論文もあって、結論はまったく出ません。

結局、この動画でも「どっちが優れている」という答えは示されない、というか「今のところ結論はない」のが結論になっています(;^_^A
※トレーニングでは低ケイデンスのほうが効果的なことを示す論文が多いとは述べています。

ディランさんの言葉を引用しますと、「Whatever cadence you prefer is probably the right one for you(自分が選んだケイデンスがおそらく最適なケイデンス)」ですって。

路面状況や斜度、アタック時などなど、時と場合で必要(最適)なケイデンスは変わりますし、だそうです(;^_^A

最適なケイデンスは過去の自分にあり!?

ふむ~、ケイデンスってシンプルかつロードバイクの肝でしょうに、明確な答えがないとはコレ如何に。「個人差があります」で片づけられてしまうとは・・・各自、自分で自分の答えを見つけなければいけないではありませんか(;´Д`)

過去の自分が教えてくれる最適なケイデンス

最適なケイデンスは自分で調べてください!
最適なケイデンスは自分で調べてください!

では、どうすれば自分で自分の最適ケイデンスを見つけるか?であります。これはもう、マイ峠の記録を振り返るのが一番です。

ワタクシの場合、TTするのはヤビツだけなので、ヤビツの記録に最適ケイデンスの答えがあるのでありましょう。

ケイデンス高いほうが速い(borikoの場合)

自己ベスト出したのはケイデンスが90のとき。後は分かるな
自己ベスト出したのはケイデンスが90のとき。後は分かるな

という訳で、今年のヤビツ峠の記録を一覧で列挙。ついでに、これまで長らく自己ベストに君臨していた2018年の記録も追加し比べてみると・・・おぉ、一目瞭然(◎_◎;)

僕はケイデンス高いほうが上り速いな・・・。

80前後だとパワーは高く心拍は低くタイムはそれなり。一方、90前後だとパワーは低く心拍は高くタイムは31分台。ということは、パワーよりもケイデンス高めを意識していくほうが、ワタクシ的にはヒルクライムのタイム短縮につながるのかもしれません・・・。

はてさて、この推測は正しいか否か!?

嬉しいことに富士ヒル本番までまだ10日ありまして、しかも週末が1回入ります。なので、富士ヒル1週間前は最適なケイデンスを確かめる絶好の機会。よし、週末もヒルクライム練するべ(゚∀゚)!

以上、富士ヒル直前だからこそ見直したい、ヒルクライムのケイデンス! なお話でした。ちなみに、ヒルクライムでケイデンス90を維持するって、心身ともにある程度万全じゃないとできないかも。うぅ、そろそろ晩酌のビール控えようかな・・・平日だけ(-_-;)

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