高齢化著しいロードバイク界の住民に超朗報(゚∀゚)! 年齢とともに持久力が向上するって本当ですか!?

加齢で持久力は向上するって本当ですか?
加齢で持久力は向上するって本当ですか?

ロードバイクイベント参加者の高齢化が進み、富士ヒルのような特大イベントでもオジサン(とオバサン)の祭典のようになっている今日この頃。年取ればそれだけ体力落ちるし、持久力も厳しいだろうに・・・と思うじゃないですか。でも実は、一概に加齢=持久力の低下とは言えないみたいなんです。高齢化真っ盛りの僕が言ったんじゃないですよ!? みんな大好き、GCNが言ったんです。果たして、年齢とともに持久力は上がるのか!? GCNに聞いてみよう!

スポンサーリンク

Does Endurance REALLY Improve With Age?

年末年始にかけてGCNをはじめロードバイク界隈が非常に興味深い情報発信をしていて、ロードバイク乗りとしては興味津々。今回ご紹介するGCN動画も、その中の1つであります。

持久力(エンデュランス)は本当に年齢とともに向上するのか!?

ご紹介するのは「Does Endurance REALLY Improve With Age?(持久力は本当に年齢とともに向上するのか)」という動画。いやいや、しないだろうと思うじゃないですか。

実際、日々のワークアウトやレースの結果を見るに、年々出せるパワーは細り、足切りに合う回数は増え、前傾姿勢はつらくなり、サドルの高さを下げたくなり、乗り心地が良いグラベルバイクやマウンテンバイクに乗り出し、やがて自転車そのものから遠ざかっていく・・・。そんな未来が見えてきませんか? ねぇ、皆さんそうでしょう!?

瞬間的な爆発力は衰えたとしても・・・

その点、さすがはGCN。「ツールドフランスで40代、50代が優勝する日は当分来ないだろう」と申しております。だがしかし、持久力は年齢とともに向上する点は譲りません。

年齢を重ねると脂肪を燃焼しやすくなる?

年齢を重ねると脂肪を燃焼しやすくなる?
年齢を重ねると脂肪を燃焼しやすくなる?

高齢化でも持久系能力が保たれる(もしくは向上する)理由の一つとして挙げているのが、脂肪燃焼。若いうちは糖をエネルギー源として多用するため、すぐハンガーノックになってしまいがち。

一方、年齢を重ねていくと、若いときのあのみなぎるような爆発力はなくなるものの、エネルギー源として脂肪を活用しやすくなるのだそうな。そのため、何時間も何時間もずっと走り続ける能力(=まさに持久力)は、年齢が高いほど良いんだってさ。

その例として、PBP(パリ・ブレスト・パリ)の参加者を挙げております。ヨーロッパ最大のブルベかつ世界最古の自転車イベントであるPBPは4日間で1200km(毎日300km!)走らないといけない、超持久系イベント。

それに参加しようと思うだけで凄いことでありますが、さらに驚くのがその平均年齢。ななんと、51歳だって(◎_◎;)!! マジかよ、ヨーロッパも自転車人口の高齢化著しいなwww

実際、年齢とともに持久力は上がった??

でも、どうなんでしょう?? 長距離・持久系イベントに高齢の人が多いのと、加齢で持久力が上がることは関係ないように思うのですが。。。(・_・;)

単純に自転車人口が高齢化しているだけでは・・・

このブログに来るローディーな皆さんの多くは、結構トレーニングとかにも関心が多いかと思います。実際、年齢を重ねていく中で、持久力は上がったと思いますですか!?

我が身を振り返ってみると、持久力が上がった印象と手応えはまったくありません。もし仮に持久力が上がっていたとしても、それは加齢によるものではなく、練習の成果だと思いたいし(´_ゝ`)

なので、持久系イベントの平均年齢が上がっているのは、単純にロードバイク人口が高齢化しているだけなんじゃないかなぁ。高齢化しているローディー・オジサン(とオバサン)に、耳障りの良いことを言っているだけのような気がしなくもありません(-_-;)

いけない、今日のワタクシ、どこか斜に構えてひねくれているかもしれません。加齢で持久力アップ! なんて最高じゃありませんか。どんどん年取ろう、そしてPBPに60歳で参加しちゃうぞw

以上、いや、さすがのGCNさんもそれは言い過ぎでは!? 年齢とともに持久力が向上するって本当ですか!? なお話でした。

コメント

  1. boriko より:

    たかにぃさん、ありがとうございます。

    とても興味深いですねぇ。(省略してしまいましたが(゚Д゚;))GCNの動画でもウルトラマラソンや超ロングライドの記録保持者について(年齢が高いことを)言及していました。

    でも、これ(年齢が上がるほど持久力も上がる)はどうなんでしょうかねぇ。
    若い人がもっとウルトラマラソンとかPBPに参加したら記録も変わるのでは??
    少なくとも、持久力を要するイベントに年齢が高い人が多い=年齢が上がるほど持久力も上がる・・・とはならないような。

    それまでの運動経験によっても大きく変わるでしょうし、年齢別で比較検証の実験をするのはとても難しそうではありますが、とても気になる興味深いところです。

  2. たかにぃ より:

    ランだとフルマラソンの平均タイムは20,30代より40,50代のほうが早いし、ウルトラマラソンも高齢者が完走しやすいです。高齢者のほうが身体的能力が落ちても、知覚が鈍り脳が疲れづらく、様々な経験を積むことで焦らなくなり長時間低めの速度を維持できるので、持久競技向きとの話です。
    世界記録は幼いときから訓練した若い人が樹立しても、一般競技者は若いときに高い技術レベルに達していないので(一番伸びる10代前半に始めて無い人すらいます)、伸びる余地がある人が多いです。

タイトルとURLをコピーしました