ZWIFTでは身に付かないロードバイクスキル!MTBが気付かせてくれた急制動&ブレーキングの大切さ

MTBで学ぶ自転車の必須スキル
速く走る、だけじゃない! ロードバイクのもう1つの大事なスキルの話

緊急事態宣言が出て、より一層ズイ活が捗る今日この頃。外出できなくてもFTP向上に役立つZWIFTですが、ズイフトでは絶対身に付かないロードバイクスキルがあります。その1つが「ブレーキング」! という訳で、「いかに速く走るか?」が注目されがちなロードバイクにおいて、見過ごされちゃう「制動」の基本をおさらいします(゚∀゚)!

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なぜ今ブレーキングについて書くのか?

最初に免責事項(言い訳)を申し上げますと、僕ブレーキすごい下手ですのん(;´Д`) 多分、皆さんより優れた知見は持ってないと思います。それでも「ブレーキング」をテーマに書こうと思った理由がありました。

うわ、ブレーキめっちゃ下手www

デゲメン氏、ブレーキ下手過ぎm9(^Д^)プギャー

キッカケは忘れもしない、3月の3連休で訪れたフォレストバイクでの出来事。初めてのマウンテンバイクということで、初心者講習を受けたのです。そこで、基本中の基本「急制動(そんなに急じゃない)」を練習したのですが・・・。

初めてのMTBということもあって、モノの見事に失敗ばかり(◎_◎;) 目標停止位置の手前で止まったり、遥か先にはみ出したり・・・

特にデゲメン氏は苦労したようで、3回練習したうちの3回ともダメ出しを食らっていました(;´Д`)

MTBでできなければロードバイクでできる訳がない

まさかこんなにもブレーキングができていなかったとは(; ・`д・´) どうやら「走る」ばかりに注力し過ぎて、もう一つの「止まる」がまったくオロソカになっていたようです(◎_◎;)

教習で制動を学ぶって大事

急制動、オートバイの教習で習ったことが応用できたけど

ワタクシ、実は大型2輪の免許を持っております。そのおかげ(2輪教習で最初に学ぶのが急制動)で、違和感なくMTBのブレーキングを練習。「バイクの急制動を思い出すなぁ」と懐かしんでおりました。

一方のデゲメン氏、2輪の急制動を学ぶの今回が初めてなんですと(@_@;)ナンダッテー そりゃぁ戸惑うはずでございます(; ・`д・´)

てゆーか、急制動のやり方知らなかったとは。。。危なかった、よくぞ今までご無事で・・・(; ・`д・´)

オートバイの急制動に学ぶブレーキのかけ方

という訳で今回のブレーキング話なのです。ロードバイクで「急制動」の文献があればよかったのですが安易に発見できず・・・仕方ないのでオートバイで代用します。同じ2輪だ、そんなに違いはありますまい!?

制動の基本は前ブレーキ7:後ろブレーキ3(オートバイの急制動)

制動の基本は前ブレーキ7:後ろブレーキ3

オートバイの場合、制動は前ブレーキ7:後ろブレーキ3の割合だと習いました。前ブレーキのほうが制動力が強いので、前で制動(スピードを落とす)

後ろは制動というよりも体勢を保持するために使うと教えてもらった記憶があります。

あと、前または後ろ、どちらかしか使わないのはNG。「ブレーキは前後両方使いなさい」と教官が仰ってた。

ブレーキを急に握るのはご法度

ブレーキを急に握るのはご法度

さらに教習所で強く言われたのが、急制動であっても「ギュッ!」と強くブレーキを握ってはいけないということ。強く握るとタイヤがロックしちゃいます(ロックさせると、試験で減点されます(;´Д`)

「ギュ」ではなく「じわ~」と握り込むのが大事。もちろん、握り込んでいる途中でブレーキレバーを緩めたり、ポンピング(握ったり緩めたりを繰り返す)したりしてはいけません(; ・`д・´)

といったことが、以下の記事でまとまっています。オートバイですが多分ロードバイクでも参考になるかと。ちなみに、「前7後3」はワタクシ、ロードバイクでも普段から意識しておりますですよ(*´ω`)

ブレーキの比率は前7:後3、タイヤをロックさせない事が大事!急制動

ロードバイク(MTB)的には体重移動が大事

ブレーキレバーの握り方は多分オートバイを流用できるとして、ロードバイク(MTB)でもう1つ重要なのがありました。それが体重移動

栗村さんも仰っております。急ブレーキのときは腰を引き後ろ荷重にせよと。

急ブレーキの注意点は、あちこちで言われてはいますが、ちゃんと腰を引き、後ろ荷重にすること(後輪が浮き上がり気味になり後輪の摩擦抵抗が減ることを防ぐテクニック)です。

30代男性「ブレーキの上達方法を教えてください」(栗村修の“輪”生相談<104>)

MTBはサドルに座らないので体重移動しやすいですが、ロードバイクだとどうしても忘れがち。止まるときはサドルの後ろに座るなどして「後ろ荷重」を意識しなければ(; ・`д・´)

ブレーキも練習が必要です

オートバイの急制動をそのままロードで流用しようとしているので、微妙に違うところがあるかもしれません(;^_^A スミマセン いずれにしても、ブレーキを上手に使いこなすには練習が必要でございます

後輪ロックさせると落車するぞー(゚∀゚)!

後輪ロックさせると落車するぞー(゚∀゚)!

何といっても、ワタクシ、ブレーキング失敗して落車したことがあります(◎_◎;) 忘れもしない、去年5月のJBCF宇都宮ロードでの出来事。

コーナー手前でついウッカリ後輪ブレーキを(気持ち)強く握ってしまった瞬間!!

ガッ!! ズリズリ、ズザ~~~~!!! 後輪ロックして、そのままコーナーのマットにダイブ(;´Д`)

あぁ誰も巻き込まず、単独落車で命も無事でよかった(;´Д`) ブレーキングの下手っぴさと大切さを痛感した出来事でありました(-_-;)

ブレーキングの練習はどこでしよう?

確かなブレーキングスキルを身に付けよう!

自分の自転車とタイヤのブレーキ性能の限界を知る意味でも、ブレーキの練習は必須だと痛感する次第。一番いいのはスキッドさせて限界を確かめることなんだけど、安全にできる方法はないかしら??

栗村さんは「ジムカーナ」を勧めておりますな。はてさて、ロードバイクで「ジムカーナ」ってどうやるんだしょう(・・?

以上、ズイフトでは絶対学べない! ロードバイクの基本中の基本「ブレーキング」なお話でした。僕(たち)、まったくできてなくてビックリ:(;゙゚”ω゚”): ロードバイクのブレーキ講習とかあったら、デゲメン氏受けてみたいだろうな。コロナが落ち着いたら講習探してみようそうしよう(*´ω`)

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この記事を書いた人

ロードバイク & マウンテンバイク ブロガー

海外の最新ロードバイク&マウンテンバイク情報や、関東地方を中心に日本全国、ときたま海外をサイクリングして自転車旅ならではのグルメや景色、楽しみ方を発信中。

JBCF(実業団自転車競技)やツールドおきなわ、ほか自転車イベントにも積極的に参加中! レース・イベントに体当たり取材しています。

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コメント

  1. boriko より:

    るーちょさん、ありがとうございます。

    おぉ、動画参考になります、感謝感謝です!
    前7後3にとらわれず柔軟なブレーキ操作を身に付けてまいりたいものですな(; ・`д・´)

    ブレーキ教習はロードバイクでも大事ですね、そういったレッスンぜひとも受けたいであります。

  2. るーちょ より:

    モーターサイクル(MC)のブレーキングはロードバイクに応用出来ます(断言w
    ブレーキレバーは握るのではなく『引く』事を意識した方がいいです
    握る感覚だと微妙なコントロールが難しく、入力も弱くなってしまいます。
    ブラケットポジションも小指と薬指で引っ掛けて上から親指で押さえ、人差し指と中指で引くのはMCやMTBと変わりませんし。
    違いといえばレバーの支点に近い位置を引く事ですかね。
    これはMCのスロットルを戻す様に、僅かにレバーの内側に滑らせる様にして引くと、手の小さい人でも強い制動力を得られます。

    前7後3も忘れた方がいいです
    減速度によって9:1や4:6だったりしますから

    下の動画で月刊ライダースクラブの初代編集長にしてバイシクルクラブのアドバイザー根本健氏がレクチャーしているので、良かったら見て下さい。
    http://www.youtube.com/watch?v=1-heBE3sBh8

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